「すごい方と並べてうれしい」巨人・山崎伊織 地方球場シーズン4勝を達成 2013年の内海哲也さんの記録に並ぶ
プロ野球セ・リーグ 巨人3-2DeNA(25日、ハードオフ新潟) 巨人の山崎伊織投手が、今季6勝目を飾りました。 【画像】気迫のピッチング山崎伊織 11日の楽天戦以来、リーグ再開後初の先発となった山崎投手は4回までパーフェクトピッチングを披露します。5回には牧秀悟選手にツーベースヒット、宮崎敏郎選手にタイムリーヒットを浴びて1点を失いますが、その後は再びヒットを許しません。許したヒットは5回の2本だけにとどめ、8回106球、3奪三振、1失点で今季6勝目を飾りました。 試合後のヒーローインタビューでは「(登板間隔が)1週間空いたので、入りはしっかりと全力で。5回に追いつかれてしまったのですが、粘って粘って。いい守備にいつも助けてもらいながらですが、なんとか8回まで投げられました」と投球を振り返ります。 7回に岸田行倫選手のヒットと門脇誠選手の送りバントでつくった1アウト2塁のチャンスでは、低めのフォークを捉えて右中間への勝ち越しタイムリーツーベースを放ったことについて「門脇がしっかり送ってくれたので、最低でも2アウト3塁で丸さん(丸佳浩選手)に回さないといけないと思っていました。そこに少し浮いてきた変化球だったので、うまく打てたんじゃないかと思います」とコメントしました。 また、この日の新潟での勝利も含め、今季6勝のうち4勝を地方球場で挙げた山崎投手。地方球場でのシーズン4勝は、現在巨人の投手コーチを務めている内海哲也さんの2013年以来の記録となります。 実はこのことについて、この日の朝に内海さんと話していたという山崎投手。「ストレッチしていたら、内海さんがすごくうれしそうに『勝ったら俺に並ぶで』と言ってきてくださった」そうです。実際に内海さんの記録に並び、山崎投手は「すごい方と並べてすごくうれしいです」と喜びを語りました。 この日の勝利で、巨人は4位から2位タイに浮上。首位広島までは3ゲーム差としています。