内閣支持率25%“最低”のまま 疑惑が直撃 【NNN・読売新聞 世論調査】
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NNNと読売新聞が今月15日から17日まで行った世論調査で、岸田内閣を「支持する」と答えた人は25%で、前回11月調査と、ほぼ横ばいでした。政権発足以来、最低水準のままで低迷が続いています。「支持しない」も63%で、前回とほぼ横ばいでした。 大きな話題になっている自民党安倍派のウラ金問題で岸田首相の責任は大きいと思うか、については「思う」が59%、「思わない」が32%でした。 この問題で、岸田首相は自民党総裁として指導力を発揮していると思うか、には「思わない」が73%に達しました。 この問題が支持率低迷の原因となっていることがうかがえます 岸田首相にどのくらい首相を続けてほしいと思うか、は「自民党総裁の任期が切れる来年9月まで」が最も多く52%、「すぐに交代してほしい」が36%、「できるだけ長く」は9%でした。 安倍派の4閣僚らの交代など、岸田首相が行った人事に期待できるか、は「期待できない」が71%でした。 林芳正氏が官房長官に起用されたことは「評価しない」が38%、「評価する」が36%できっ抗しました。 自民党の派閥のあり方については、「解消するべきだ」が59%で最も多く、「改革した上で存続させるべきだ」が34%、「現状のままでよい」は4%にとどまりました。 政治資金規正法の改正が必要と思うかについては、「思う」が88%に達しました。 次の自民党総裁に誰がふさわしいと思うか、たずねたところ、石破元幹事長が20%で1位、小泉元環境相が17%で2位、河野デジタル相が12%で3位でした。岸田首相は4%で、6位タイでした。 ■NNN・読売新聞世論調査 (12月15日から17日 全国有権者に電話調査) 固定電話430人 回答率58% 携帯電話639人 回答率39% 合計1069人が回答