「離脱する状態だった」大谷翔平、強行出場の代償は大きかった!? 米メディア「負傷していたとしても…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、ニューヨーク・ヤンキースを下し、念願のワールドシリーズチャンピオンに輝いた。左肩を亜脱臼しながらも出場を続けた大谷は、活躍こそできなかったものの大きな存在感を示した。米メディア『ファンサイデッド』のキャシー・ナッシュ記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング ワールドシリーズ第2戦で負傷しながらも出場を続けた大谷について、デーブ・ロバーツ監督は「彼は全力を尽くし、優勝を目指してプレーしてくれた。ほとんどの選手が普通であれば離脱する状態だっただろう」と振り返った。 ポストシーズンの大谷は、打率.230、OPS.766の成績を残した。しかし、大谷のような優れた選手が打線の先頭打者にいることは、数字以上に打線全体に自信をもたらす効果がある。負傷の悪化というリスクを冒しながら出場を続けた意味はあっただろう。 大谷の強行出場についてナッシュ氏は「大谷とドジャースは、どのようにして優勝したかはあまり気にしていない。優勝することが重要であり、大谷の存在感は最後の数試合で負傷していたとしても否定できない」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部