どどん波の方が難しくないの?「ドラゴンボール」チャオズが考えても答えられなかった小学1年生レベルの算数問題
コミカルなバトルも「ドラゴンボール」の大きな魅力の1つだ。第22回天下一武道会でクリリン(CV:田中真弓)と餃子(CV:江森浩子)が繰り広げた熱戦は、途中までは餃子が押す展開だったが、クリリンがまさかの方法で試合をひっくり返してみせた。 【映像】チャオズが答えられなかった簡単な算数問題(13分44秒ごろ~) 亀仙流対鶴仙流の第2ラウンドとなったクリリン対餃子の試合は、どどん波や舞空術など多彩な技を持つ餃子がクリリンを一歩リードしていた。餃子はさらに超能力を使ってクリリンの動きを封じると、ボッコボコに蹴りまくる。 もはや打つ手はなしかと思われたクリリンだったが、餃子が超能力を使っている間、両手を開いて前に突き出していることに気づいた。「あの両手さえなんとかすれば……」と考えたクリリンは突然「3+4は?」と簡単な算数の問題を叫んだ。 突然のことに驚いた餃子は、バカ正直に指折り数えてこの問題の答えを計算しだした。クリリンが思った通り、餃子の手が計算に使われた瞬間に超能力が解けると、クリリンは餃子のみぞおちに悶絶級の一発をお見舞いした。 この機を逃すまいと反撃に転じようとしたクリリンだったが、餃子はなんとか超能力で再びクリリンの動きを封じると、なぜか自分も「16+27」と算数の問題を出して応戦し始める。こちらは2ケタの計算だったが、武術同様しっかりと勉学もおろそかにしなかったクリリンは素早く「43!」と解答。そして再び「9-1!」と今度は引き算でお返しした。 餃子は算数がとても苦手だったのだろう。焦りからか両手を使っても計算することができず、その間にクリリンの強烈なパンチが顔面にクリーンヒット。場外へと吹き飛ばされていった。勝負に勝ったクリリンは「答えは8(パー)だ」と渾身のドヤ顔を見せていた。 なお、「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく遊ぶ」という亀仙流の教えのおかげで、孫悟空(CV:野沢雅子)も11の次は14ではなく12であることを知り、自分の本当の年齢を認識できたことがあった。そう考えると、亀仙流と鶴仙流の差は大きいと言えるようだ。餃子が負けた直後、鶴仙人(CV:永井一郎)も「算数の修業もさせておけばよかった……」と後悔していたが、当時のキッズも冷や汗をかいていたかもしれない。 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている大ヒット作だ。 40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」が10月11日より放送中。 (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ABEMA TIMES編集部