「その考えは間違っている」大谷翔平の7億ドルには匹敵しない!? 米記者が注目株ソトと比較「マーケティングや世界展開という点で…」
大谷翔平選手は昨季オフにロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1070億円)の超大型契約を結び、メジャー史上最高額を更新した。それから1年後、今度はフアン・ソト外野手が、それに匹敵する契約を結ぶと考えられている。しかし、ラッセル・ドーシー記者が番組『MLBホット・ストーブ』に出演し、その考えは間違っていると指摘した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)になった26歳のソトは、今オフ最も多くの球団から注目を集めており、同選手を巡って激しい争奪戦が繰り広げられている。大谷や山本由伸投手が所属するドジャースや、資産家スティーブ・コーエン氏がオーナーを務めるニューヨーク・メッツなどの球団が、すでにソト側と交渉を始めている模様だ。 そんな中、ソトが大谷の7億ドルに匹敵する契約金を結ぶとの見方が強まっている。しかし、ドーシー記者は「5億ドル以上であることは理解しているし、最終的には5億6000万ドルから5億8000万ドルの間になると思う。だが、6億ドル以上になるという考えは間違っている。ドジャースは今季、翔平に今後20年間で支払う予定の金額とほぼ同額の大金を稼いだ」とし、「ソトが5億7500万ドルや5億8000万ドルというのは理解できるが、7億ドルに近いとは思えない。仮に、どこかの球団がみんなを出し抜いて6億ドルを提示すると言ったとしよう。しかし、マーケティングや世界展開という点で、彼らが同じ状況に近づくとは到底思えないんだ」と述べ、能力面だけでなくマーケティング面でも大きな違いがあることを指摘している。
ベースボールチャンネル編集部