【エリザベス女王杯馬体診断】スタニングローズ
「エリザベス女王杯・G1」(10日、京都) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】秋の女王決定戦・エリザベス女王杯の有力馬をチェック 【スタニングローズ B】 クイーンS(6着)以来3カ月半ぶりの出走。前走は4角で手応え抜群だったが、直線で伸び切れなかった。勝ち馬との6キロ差の斤量が響いたようだ。若干腹回りに余裕があるのか、あばらが見えにくい印象。ただ太いというよりも緩いという感じだ。浅胸筋がはっきりと盛り上がっているし、上腕部やトモの柔らかそうな筋肉もいかにも。体長から考えるとマイルよりも長めの芝1800~2000メートルがベストの条件で、芝2200メートルは守備範囲。前腕と下腿に血管が見えているし、皮膚が薄い点は評価できる(馬サブロー栗東・竹原伸介) 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F53秒7-38秒9-11秒6(仕掛け)をマーク。テンからスムーズに折り合って、ラストはうなる勢いで伸びていた。中間の調整も順調で、好仕上がりにある。