ホームの大歓声を背に、追いつき追い上げを図った立川アスレティックFC・上村充哉「アスレは7回転んだら、8回起き上がるチーム」【Fリーグ第10節|vsしながわシティ/記者会見】
口だけじゃなく「本気で優勝する」気持ちを全員がもつ
●立川アスレティックFC|上村充哉 ──試合を振り返って。 会場の盛り上がりを感じながら、1-3から3-3まで追いつくことができました。ただ、僕たちは優勝を目指しているチームなので、トータルしたら良くはなかったと思います。 しながわより順位が下にいる状況を考えても今日は勝たないといけなかったですし、 口だけじゃなく「本気で優勝する」気持ちを全員がもって、また来週の試合に臨みたいと思います。 ──キャプテンとして、ハーフタイムにチームに向けてなにか話をしたことはありますか? 第1ピリオドについて僕が感じていたのは、全体的に少しびビビっていたというか、ミスも恐れていたし相手をリスペクトしすぎていた部分もあったのかな、と。 ただ、中断期間はうちもいい取り組みをしてきました。自分たちのいつものパフォーマンスを出せれば、しながわに劣らないいい選手の集まりだと思うので「自信をもっていこう」という話はしました。 ──中断期間前の浦安戦では、シュートを再三打ちながらも決め切れずに敗れました。ただ今日は3点目を決められても、勢いを巻き返すことができたことについて、チームとしての成長をどう感じていますか? あの浦安戦も内容としては互角に近いゲームだったかもしれませんが、 結果として0-6で負けてしまい、精神的なダメージを受けました。でも、アスレは「7回転んだら、8回起き上がる」チームだと思っています。 そういう意味で、今日の試合でリードされても追いつけたことはポジティブです。ただ、先ほども話したとおり僕たちは優勝を目指しているチームなので、「先週は負けたけど、今日は勝った」という戦いをしていたら、目標を成し遂げることはできません。 「負け」という結果がつく前に、ミスがあっても試合のなかで修正して取り返しながら一つひとつ勝っていかないと、 本当の意味で優勝できるチームにはなれないかなと思っています。 ──次節は名古屋オーシャンズ戦です。絶対王者を相手に特別な思いをもって臨むかと思いますが、個人として、そしてチームとしてどんな戦いを見せたいですか? 正直数年前までは自分やチームの立ち位置がそこまで高くはなかったので、名古屋に対して特別な思いがありました。でも、このチームを本当に優勝させると覚悟を決めてからは、たとえ名古屋が相手でも、順位が下のチームとの対戦でも同じだと思えるようになってきました。 一つひとつの試合に勝たないといけないので、次が名古屋戦だからといって、特になにか気持ちが変わるというのはありません。
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