立候補のきっかけはあの買収事件!安芸高田市長・石丸伸二氏が政治と金の問題をズバッと切る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2023年12月28日に公開された動画ではゲストに安芸高田市長の石丸伸二氏をお招きし、立候補のきっかけや自民党の裏金疑惑について語っていただきました。 石丸氏が自民党裏金疑惑に思うこととは? 【このトピックのポイント】 ・東京の一極集中解消の観点から大阪都構想が否決されたのは残念 ・市長選挙立候補のきっかけは河井夫妻選挙違反事件 ・選挙で勝つために金を囲っている政治家は1番しょうもない人種
石丸氏のプロフィールは以下の通りです。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして石丸氏に回答していただきました。
石丸市長ならアノ政策をどうする?:大阪市の大阪都構想
大阪市を廃して4つの特別区に再編する大阪都構想は2015年と2020年に住民投票が行われ、いずれも反対多数により否決されました。 石丸氏はこの否決に対し「率直に言って残念」とコメント。 日本の発展には都市機能を分散させることが必要だと考える石丸氏は、東京の一極集中の解消につながる大阪都構想をかなり支持していたとのことです。 大阪都構想にはメリットがある一方で、住民投票では反対が上回る結果に。その点について石丸氏は「住民の方の利害が拮抗した」「部外者がとやかく言うことではないんだろう」とコメントしました。 ただ、その意思決定には維新の躍進を止めたいという国政の思惑があったのではと石丸氏。「純粋な住民の意思決定というか、ちょっと違うバイアスがかかっていたのではとも思う」と指摘しました。
石丸市長ならアノ政策をどうする?:芦屋市の教育委員人事
芦屋市では、高島崚輔市長が推薦した細田真由美氏を教育委員の後任とする案が、市議会で賛成少数で不同意となりました。 この件について石丸氏は市議の様々な意見も調べた上で「国政政党対派閥の争いが表面に出た」とコメントしました。 実際、市議会の賛否は10対7、棄権が3でその内訳は会派ごとに分かれています。石丸氏は「(棄権の3人が)キャスティングボードを握りたいだけ」とコメントし、高島市長が今後その3人に対し交渉せざるを得ない状況になっている点に言及しました。 安芸高田市でも副市長の選任について複数回不同意となっています。 石丸氏は人事の是非を問うものではなくなっている点を共通点として挙げつつ、安芸高田市については市長である石丸氏に対する示威行為になっている点に言及しました。 このような事態は本来議会が判断すべきポイントとは大きくずれており、石丸氏は「これをやっている政治家は総じてダメだと判断していい」と断言。 状況を変えるためには、市民が意識を変え投票行動に反映させることが必要だと語りました。