立候補のきっかけはあの買収事件!安芸高田市長・石丸伸二氏が政治と金の問題をズバッと切る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
エリート銀行員を辞めた理由は?
京都大学を卒業後、三菱UFJ銀行に入行しアナリストとして活躍した石丸氏。それを退職して政治の道を選んだ背景には何があったのでしょうか。 石丸氏によると、きっかけは2019年の河井夫妻選挙違反事件だったとのことです。当時の市長はこの事件で不正な現金を受け取っていたことで辞職。 次の選挙に立候補したのはその市長の下にいた副市長だけでした。その状況を疑問に思った石丸氏は「自分がやるしかない」と一念発起し、立候補することを決めました。 銀行でのアナリストとしての仕事を通して「経済の源泉は政治にある」と感じ、日本の政治を立て直さないといけない、政治の世界に関わりたいという思いはあった石丸氏。河井事件はそんな石丸氏を大きく動かす契機となったようです。 選挙1か月前に地元に戻った石丸氏は「近所のおじちゃんおばちゃん」への挨拶から政治活動を始めたとのこと。最初は何をしに帰ってきたのかと驚きつつ、協力の輪は自然と広がっていったそうです。 石丸氏「同級生も手伝ってくれましたけど、1番頼りになったのは親世代。本当にこの2世代が一緒になって街の政治を立て直してみようという動きになったのが、3年前の1か月でした」
自民党裏金疑惑をどう思う?
政治とカネの問題に対し石丸氏は「絶対にダメ」「一刻も早く根絶したい問題」と強い口調でコメント。収支報告書不記載の違法性以上に、政治資金パーティーの是非について言及しました。 石丸氏「本当に政治資金パーティーを撲滅したい。国民がそこには全員一致でNOを突きつけられるんじゃないですかね」 また、政治家がお金を必要とするのは政治そのものではなく選挙であるとし「選挙で勝つために、政治家であり続けるために金を囲っている。それだけなので1番しょうもない人種だと思います」とコメントしました。
さらに、資金力がなければ選挙に勝てないのであれば政治家に向いていないと石丸氏。「本当に必要とされている存在であれば金はいらないんだと思います。資質を備えておけば、さすがに有権者に通じるんじゃないんでしょうか」と語りました。 自民党の裏金疑惑が明るみに出た今は空気を変えるいい機会だと石丸氏。金を使って選挙を有利に運ぼうとする行為に対し国民がはっきりNOを突きつけることができれば解決できるのではないかとコメントしました。 石丸氏「その意味では有権者を、国民を本当に私は信じています」