松坂桃李、日曜劇場初主演『新聞記者』脚本家と再タッグ 学園ドラマ「御上先生」来年1月スタート
松坂桃李、飯田和孝プロデューサーのコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
松坂桃李
今、時代の流れと共に学校だったり、教育の抱えている問題は大きく変化していっていると思います。 「御上先生」は、学校で起きるひとつひとつの問題が社会全体の問題に繋がっているということを強く打ち出しているドラマです。 起きたことにちゃんと向き合い、切り取り、伝えていこうとする、そんな挑戦する姿勢に僕は強く惹かれました。 誰か一人が解決していくのではなく、みんなで向き合い、考えていく。 日曜日の夜にこのドラマを観て、翌日から学校や職場で考えたり、話し合う機会があちこちで生まれたら、幸いです。 脚本の詩森ろばさんとは『新聞記者』以来です。 あの作品によって、僕自身大きな刺激を受けました。 詩森さんの書く脚本の展開は非常に攻めていて、読んでいて引き込まれます。 今度は連続ドラマというフィールドで何かしらの変化をもたらす作品になればと願っています。
プロデューサー・飯田和孝
詩森さんと企画を考え始めたのが2020年、コロナ禍。あるアーティストの動画を見たのがきっかけでした。「最近の若者は」などと言われる中、そこにいた若者たちは、自分を精一杯表現し、輝いて見えました。 そんな若者たちが輝くドラマを作りたい、と強く思いました。 この5年で目まぐるしく変化してきた社会、特に若い世代の躍進は凄まじいものがあります。 しかしながら、大人はそれを受け入れていない? 見ようとしていない? それは単に認めたくないからでは? 保身のため? そんな思いが沸々と湧き上がってきました。自分も含め大人たちは、何か居心地の良い場所に安住しようとしているのではと感じました。 松坂さん演じる御上先生に、そんな社会に一石を投じて欲しいという願いを込めて、このドラマを制作しています。日曜の夜、既存の社会を変えるために立ち上がる御上先生を、是非応援していただければ嬉しいです。