大谷翔平 16号2ラン含む1試合4出塁で大勝に貢献!1イニング4発で今季最多15得点の猛爆 不振のベッツにも快音
「ドジャース15-2レンジャーズ」(11日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手は「2番・DH」で先発出場し、六回に16号2ランを放つなど、2打数1安打、3四死球。1試合4出塁をマークし、15個目の二盗もマークした。チームは1イニング4発を含む今季最多15得点で爆勝した。 【動画】打った瞬間、スタスタスタ 大谷の確信歩きが格好よすぎる! 歓喜の瞬間が訪れたのは六回だ。ベッツが四球で歩き、1死一塁で右サイドハンドのアンダーソンとの対決となった打席。初球の高め直球をフルスイングしたが空振り。浮き上がるようなボールの軌道にやや苦しめられたが、低めの変化球を見極めカウント2-2。ここから高めの直球を完璧にとらえると、確信歩きの一撃で右中間スタンドに飛び込んでいった。 さらにフリーマンも左中間へ2者連続アーチを放ち、T・ヘルナンデス、ヘイワードも続いた。1イニング4発は3年ぶりで一挙7得点の猛攻にドジャースタジアムに詰めかけた5万1416人のファンが総立ちで拍手を送った。 次打席は厳しいところを攻められ、5球目の内角低めの変化球が左のつま先に当たった。大谷は一塁へ歩こうとしたが、球審はボールの判定で呼び止められた。だがすぐさまベンチにチャレンジを要請して、判定は覆った。 チームがチャレンジを要請した瞬間、大谷はスタスタと一塁ベースへ。塁上で判定が覆るのを見届け、納得の表情を浮かべていた。第1打席、第2打席の四球と合わせて1試合4出塁。この日からスタートした本拠地での連戦で最高のスタートとなる内容だ。 チームは今季最多15得点。初回にはスミスの3ランが飛び出し、四回にはここ10試合の打率が・150だったベッツに走者一掃の3点二塁打が飛び出した。ヤンキース戦を2勝1敗で勝ち越し、昨季のWS覇者・レンジャーズにも横綱相撲で押し切ったドジャース。貯金を再び今季最多タイの「16」とした。八回に大谷の打席が巡ってきた際には代打も用意されるなど、余裕のゲームとなった一戦。打線が上昇気流に乗っていきそうだ。