トライアンフが新型アドベンチャーバイク「タイガースポーツ800」を発表
軽快な走りと高い快適性を同時に実現
トライアンフモーターサイクルズジャパンは2024年10月22日、新型のアドベンチャーバイク「タイガースポーツ800」を発表した。 【写真】トライアンフ・タイガースポーツ800のより詳しい画像はこちら(8枚) トライアンフ・タイガースポーツ800は、800ccクラスの新型エンジンを搭載したアドベンチャーツアラーであり、爽快なスポーツ性能と快適なロングツーリング性能を同時に追求。「スリリングなエンジン性能、軽量で快適なシャシー、圧倒的な多用性、ライダー重視のテクノロジー」(プレスリリースより)を備えたモデルとされている。 エンジンは排気量の798ccの水冷4ストローク並列3気筒DOHC 4バルブ(1気筒あたり)で、115PS/1万0750rpmの最高出力と84N・m/8500rpmの最大トルクを発生。中回転域でピーク値の90%に相当するトルクを発生する、フレキシブルな特性も魅力とされている。 いっぽう、車体にはチューブラースチール製のペリメーターフレームを採用しており、フロントにはショーワのφ41mm倒立式セパレートファンクションカートリッジフォークを、リアには同じくショーワの油圧プリロード調整機能付きモノショックRSUを装備。前者は圧側減衰力と伸側減衰力の、後者は伸側減衰力の調整が可能で、ホイールトラベル量はともに150mmとなっている。さらにフロントには、4ピストンラジアルキャリパーとφ310mmのフローティングツインディスクを組み合わせたブレーキを装備。これらの足まわりと214kgの軽い車重の組み合わせで、非常に俊敏でレスポンスに優れた走りを実現しているという。 エアロダイナミクスも重視しており、複雑なボディーワークと標準装備のウインドディフレクターにより、高い防風性を確保。ゆったりと座れるシートとも相まって、ロングツーリングでの高い快適性を実現したとしている。 装備については、3種類のスロットル制御からなるライディングモードセレクターや、「Triumphシフトアシスト」(クイックシフター)、コーナリングABS、トラクションコントロール、クルーズコントロールなどを標準で採用。灯火類はいずれもLEDで、LCD 多機能メーターにはBluetooth接続による電話接続機能やターンバイターンナビゲーション機能なども搭載されている。 カラーリングは全4種類で、それぞれの車両価格は以下のとおり。 ●グラファイト/サファイアブラック:139万5000円 ●コスミックイエロー/サファイアブラック:140万8000円 ●カスピアンブルー/サファイアブラック:140万8000円 ●サファイアブラック:140万8000円 販売開始は2025年2月の予定だ。 (webCG)
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