【修斗】安藤達也が王座返上で「バンタム級世界王座決定戦」藤井伸樹vs.齋藤奨司、環太平洋フェザー級王座戦・竹原魁晟vs.上原平、飯田健夫改めたておが椿飛鳥と激突!
2024年7月21日(日)東京・後楽園ホールで開催される『プロ修斗公式戦 2024 Vol.5』のカードが正式発表された。 【写真】RIZIN北海道大会で新居すぐるとの友人対決で激闘を繰り広げた飯田健夫 第12代修斗世界バンタム級王者の安藤達也(フリー)が、5月8日付けでタイトルを返上(※安藤は5月18日の『ROAD TO UFC』で一階級上のフェザー級で中国のズー・カンジエに判定負け)。5月19日のニューピアホール大会にて、藤井伸樹(同級世界1位・同級環太平洋王者/ALLIANCE)vs.齋藤奨司(同級3位/FIGHT FARM)が、「修斗バンタム級世界王座決定戦」として行われることが発表されていた。 ▼修斗世界バンタム級王座決定戦 5分5R 藤井伸樹(同級1位・ALLIANCE) 齋藤奨司(同級3位・FIGHT FARM) 齋藤は“倒される前に倒して勝つ”津田沼魂を継承するスタイルで、ランカーの野尻定由、須藤拓真を立て続けに撃破するも、負傷箇所のメンテナンスを施す為、長期欠場を余儀なくされた。 約1年2カ月振りの復帰戦となる今回だが、いきなりの世界王座決定戦となった。しかも対戦相手が“ゾンビ”の異名を持つ藤井伸樹。 藤井は「最も対戦したくない男」と呼ばれており、これまで数々の対戦相手をドロドロのスクランブル地獄に陥れている。 2022年に齋藤翼、石井逸人に判定勝ち。2023年7月に竹中大地に判定負けも、2024年1月に須藤拓真に判定勝ちを収めている。 津田沼直系打撃特化型スタイルの齋藤とはまさに真逆のスタイル。5分5R、藤井が齋藤をゾンビ沼に引き摺り込むのか? それとも齋藤がゾンビ狩りを実行するか? 世界王者として最後に立っているのは藤井か、齋藤か。 ▼環太平洋フェザー級王座決定戦 5分3R 竹原魁晟(同級4位・THE BLACKBELT JAPAN)上原平(同級7位・リバーサルジム横浜グランドスラム) また、現在空位の環太平洋フェザー級で「王座決定戦」として、竹原魁晟(同級4位・THE BLACKBELT JAPAN)vs.上原平(同級7位・リバーサルジム横浜グランドスラム)の一戦が行われる。 竹原は、MMA6勝0敗1分と負けなし。2022年10月に木下カラテに1R TKO勝ちすると、2023年3月に上原平とドロー。同年5月に磯部鉄心に判定勝ちすると、11月の浜松ヤマトとの再戦でも1R KOで2連勝中。 対する上原は、MMA4勝2敗3分。ZSTを経て、2022年以降は修斗で負けなし。磯部鉄心に判定勝ち後、竹原魁晟と浜松ヤマトにドローも、2023年9月の磯部との再戦で判定勝ち。 この試合は、2023年に行われたepsomsalt seacrystals Presenta インフィニティリーグで優勝した竹原と、2位の上原の間で、3月23日の後楽園ホール大会で行われる予定だったが、竹原の負傷により大会直前で中止となっていた。 1年4カ月前にインフィニティリーグで対峙した時はドローに終わった両者だが、勝てばいずれも初戴冠となる。ベルトを掛けた、仕切り直しの決着戦に注目だ。 ▼フェザー級 5分3R 椿 飛鳥(同級世界2位・トライデントジム) たてお(同級環太平洋10位・ELEVEN)※飯田健夫から改名 またフェザー級のサバイバルマッチも決定。2023年3月の世界戦以降、拠点を地元の北海道へ戻し、リングネーム、所属ジムを変え、心機一転、再出発を図るたてお(ELEVEN※飯田健夫から改名)と、結城大樹を破りトップコンテンダーとなった世界ランキング1位の椿飛鳥(トライデントジム)が対戦。 たておは、2021年10月の木下カラテ戦の判定勝ち以降4連勝も、2023年3月にSASUKEに2R KO負け。同年6月のRIZIN北海道大会で新居すぐるに初回TKO負けで2連敗中。 椿は、2023年10月に齋藤翼にスプリット判定勝ち後、2024年3月に結城大樹に判定3-0勝利で2連勝中。同日に環太平洋フェザー級の新王者も決まるなか、椿は勝てばいよいよタイトル戦も視野に入る。 5月19日の『YFU×修斗』対抗戦ではフェザー級で圧巻の勝利を修めた“キング” SASUKEから、「お前らが修斗を背負えると思えない」と勝利マイクで言われる始末だが、言われっ放しでは漢が廃る。フェザー級の王として君臨するSASUKEに牙を向くのは誰だ? ▼epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2024 フライ級 5分2R 大竹 陽(勝ち点3/HAGANE GYM) 須藤晃大(勝ち点7/EXFIGHT) その他にも「インフィニティリーグ2024 フライ級公式戦」では、5月に世界ランカーのヤックル真吾を1R 19秒でKOに沈めリーグ戦1位に躍り出た須藤晃大(勝ち点7/EXFIGHT)と、3月に片山将宏を1R TKOに下した大竹陽(勝ち点3/HAGANE GYM)による前半の大一番が早くも実現する。 これまでもスタートダッシュを決めた選手が優勝を飾るケースが多いインフィニティリーグ。フィニッシュできる両者によるマッチアップにも注目だ。
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