珍事? 浅野拓磨が所属するマジョルカが買い取りOP拒否のDFを再び獲得に動く!?「プランが狂った」
日本代表FW浅野拓磨が所属するRCDマジョルカは、CAオサスナのスペイン人DFナチョ・ビダルの獲得を目指しているようだ。スペインメディア『todofichajes.com』が、現地時間27日に報じている。2025年6月30日まで契約を結んでいるナチョ・ビダルは、昨シーズンはレンタルでマジョルカに加入している。 29歳のナチョ・ビダルは、2018年夏にオサスナに加入。2024年1月には、マジョルカに35万ユーロ(約6千万円)の買い取りオプションが付随したレンタル移籍でチームに加わった。右SBとして公式戦の8試合に出場。ピッチに立てば安定したプレーを披露したが、マジョルカは買い取りオプションを行使しないことを決断した。しかし、クラブは、再考し、ナチョ・ビダルの獲得を検討しているようだ。 同メディアは「マジョルカは、移籍市場の最終日が迫る中、パブロ・マフェオの控えとして計算のできる右SBの補強を必要としている。そこで、オサスナからナチョ・ビダルを再び迎え入れることを検討している」と伝え、「ジョバンニ・ゴンサレスのロシア・プレミアリーグのFCクラスノダールへの移籍がマジョルカの右SBのプランを少し狂わせた。マテウ・モレイは、多くのけがに悩まされており、試合勘が戻っていないため、マフェオに休息を与えるだけでなく、スタメン争いをするにも不十分だ」と報じた。 報道によれば、ナチョ・ビダル自身もマジョルカのユニフォームに袖を通すことを前向きに考えているという。また、クラブも昨季のマフェオの代役としてプレーした際のパフォーマンスを評価している模様。マジョルカは、18/19シーズンからオサスナを指揮し、ナチョ・ビダルを5シーズンに渡って指導したハゴバ・アラサテが、今季からにマジョルカの指揮官に就任したことも大きく関係があると考えられるが、買い取りオプションを行使しなかった選手を、移籍市場閉幕間際に獲得に乗り出すという珍しい事態が起こっている。
フットボールチャンネル編集部