アジアの巨大トークン経済圏をけん引するビッグマーケット──東南アジアを徹底解剖する【N.Avenue club 2期5回ラウンドテーブル・レポート】
東南アジアにおける日本企業のWeb3ビジネス機会は?日本のコンテンツをWeb3で展開するには?
プレゼン終了後、参加者らは8つのテーブルに分かれて、ディスカッションを行った。テーマは2つ――「日本企業にとって、東南アジアでのWeb3ビジネス機会は?」と「日本のコンテンツ(IP・文化)をWeb3で東南アジアに展開するには?」――で、テーブルごとにいずれかのテーマを選び、話し合いが行われた。 ディスカッションの後、各テーブルの代表者が議論についてサマリーを紹介。注目されたのは、ミームコインの活用法で、日本の地域創生に役立てるアイデアや、日本の食文化を海外に広めるために活用するプランなどが提示された。 ビジネス機会の可能性として、海外不動産のセキュリティトークン化、越境決済などが提案されたほか、日本とアジアを結ぶPeer2Peer レンディングDeFiの構築という具体的なビジネスアイデアまで飛び出した。 「N.Avenue club」は毎月、ラウンドテーブルをクローズドな環境で行なっており、そこでは、国内外の先進的な取り組みが紹介されているほか、Web3に携わる会員企業の参加者らによって、最新の情報や議論が盛んに交わされている。事務局は、Web3ビジネスに携わっている、または関心のある企業関係者、ビジネスパーソンに参加を呼び掛けている。 |文:瑞澤 圭|編集:CoinDesk JAPAN編集部|写真:多田圭佑
CoinDesk Japan 編集部