工藤美桜と尾碕真花が初主演、ガールズラブ小説「コールミー・バイ・ノーネーム」ドラマ化
工藤美桜、尾碕真花がともに初主演を務めるドラマ「コールミー・バイ・ノーネーム」が、MBSのドラマフィル枠で1月9日より順次放送される。 【画像】「魔進戦隊キラメイジャー」工藤美桜と「騎士竜戦隊リュウソウジャー」尾碕真花がW主演 斜線堂有紀によるガールズラブ小説を実写化した本作。英知大学に通う世次愛(よつぎ・めぐみ)は、ゴミ捨て場に捨てられていた美しい女・古橋琴葉(ふるはし・ことは)を自宅に招く。琴葉と友人になりたいと思う愛だったが、琴葉からの提案は、本当の名前を当てられるまで恋人でいること。そして交際の中で彼女の本名を当てられたら約束通り友人になるという奇妙な賭けだった。 琴葉との出会いから初めて恋を知り、翻弄されていく愛役を「魔進戦隊キラメイジャー」「赤羽骨子のボディガード」の工藤、名前を変えて自ら宿命と戦いながら生きるミステリアスで美しい大学生・琴葉役に、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」「虎に翼」の尾碕が扮する。監督は「みなと商事コインランドリー」の枝優花が担い、脚本は松ケ迫美貴が執筆する。 工藤は「原作、脚本を読まさせていただいて物語に魅了されたのと同時に苦しくなる瞬間もありました。ですが、お互いに抱えている弱さを持ちながらも2人なら生きていける、1人じゃないんだよ。ということを愛を演じるにあたって琴葉に対してもですし、観てくださる方々に救いを与えられる存在でありたいなと思い演じました」、尾碕は「琴葉からは全ては語らない妖艶さや、静かだけれど迫力さえ感じるような色気などを強く感じました。なかなか掴みきれない琴葉の輪郭を必死に自分の中で探しながら、手放さないように撮影する日々でした」とそれぞれ振り返っている。 ■ 工藤美桜 コメント 出演が決まった時は、嬉しい気持ちと目標にしていたドラマ初主演ということで撮影が始まる前から緊張していたことを覚えています。 原作、脚本を読まさせていただいて物語に魅了されたのと同時に苦しくなる瞬間もありました。 ですが、お互いに抱えている弱さを持ちながらも2人なら生きていける、1人じゃないんだよ。ということを愛を演じるにあたって琴葉に対してもですし、観てくださる方々に救いを与えられる存在でありたいなと思い演じました。 撮影を重ねていくうちに、私自身も愛のもつ優しさやまっすぐな面に励まされていました。 不器用ながらも、琴葉と出逢い、必死にもがきながら強くなっていく愛が琴葉との関係がどうなるかを最後まで見届けてほしいなと思います。 映像もとっても綺麗で早く皆さんに見てほしい...とうずうずしております...。スタッフ、キャスト一丸となって全力で向き合ったコルミノ、楽しみにしていてください! ■ 尾碕真花 コメント この度、古橋琴葉を演じさせていただきました尾碕真花です。初めに原作の小説を読ませて頂き、「この古橋琴葉を私が?? 出来るのか...?」と重圧のようなものを感じたことを覚えています。 琴葉からは全ては語らない妖艶さや、静かだけれど迫力さえ感じるような色気などを強く感じました。 なかなか掴みきれない琴葉の輪郭を必死に自分の中で探しながら、手放さないように撮影する日々でした。 「コールミー・バイ・ノーネーム」という作品が持つ繊細さと、枝監督の世界観から生み出される儚さや幻想的な空気をスタッフの皆様が一丸となって作り上げてくださった映像は本当に美しく、全てのシーンが素敵なものになっていると思います。 ドラマ初主演。目まぐるしい日々を駆け抜けました。沢山の方に届くことを願っています。 コルミノ! よろしくお願いいたします。 ■ 枝優花 コメント これまで「誰かの期待に応えられる自分」を必死に形成してきた気がします。最初はそんな自分に心地よさを感じていました。けれどそれは次第に自身を縛る鎧となり、気づけば一体自分が何者か見失い、ついに身動きが取れなくなりました。 そんなとき、この原作を手にしました。名前を捨てた少女が、自分の本当の名前をたった1人の人に見つけてもらおうとする話。直感的に「今この作品をやらなければならない」と思いプロデューサーに連絡しました。そして撮影を終えた今、なぜ自分がこの作品に猛烈に焦がれたのか、わかった気がします。 人は1人では生きて行かれません。誰かに自分を認識され、求め、愛し愛され、今ここに居る喜びを感じる、その繰り返し。そして気づけば相手の求める誰かになろうと自己を変容させ、時に理解を示さない相手を拒絶する。理解されない私には価値がない、と孤独を感じる。けれど本当は、自分を愛せるのは自分だけ。私が私を見つけないといけない。私は私だけのものだから。この作品を作るために、スタッフ・キャストたちとこれまでのドラマという型、自身が抱える殻を破って、今の私たちだからこそ描ける「本当の私をあなたと見つける」に全力で向き合いました。 きっと賛否両論あるでしょう。それでも、今、この物語が必要である誰かにきっと届くと信じています。 是非とも、今冬よろしくお願いいたします! ■ 斜線堂有紀 コメント 私にとって大切な物語なので、ドラマ化の話を頂いた時は驚きました。 撮影前はどうなるのだろうと思っていたところもあるのですが、今はこの物語に真摯に向き合ってくださったと思ってい ます。 文章が映像になる際に載る感情や余白、新たな解釈を私自身も楽しみました。 小説を読んでくださった皆様も新たな「コールミー・バイ・ノーネーム」をよろしくお願いします。 ■ ドラマフィル「コールミー・バイ・ノーネーム」 MBS 2025年1月9日(木)スタート 毎週木曜 25:29~ テレビ神奈川 2025年1月9日(木)スタート 毎週木曜 25:00~ テレ玉 2025年1月13日(月・祝) 毎週月曜 24:00~ 群馬テレビ 2025年1月14日(火) 毎週火曜 24:30~ とちテレ 2025年1月15日(水) 毎週水曜 25:00~ チバテレ 2025年1月16日(木) 毎週木曜 23:00~ ※TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信 ※FODにて独占見放題配信 ※全8話 (c)「コールミー・バイ・ノーネーム」製作委員会・MBS