「DESIGNART TOKYO 2024」開幕レポート。「Reframing ─転換のはじまり─」をテーマに、都内各所に過去最大の117展示
東京を舞台に、アート、デザイン、インテリア、ファッションなど多彩なジャンルをリードする才能が集結し各所で展開するデザインとアートの祭典「DESIGNART TOKYO 2024」が今年も開幕した。会期は10月27日まで。 8年目の開催となる今年のテーマは「Reframing ─転換のはじまり─」。会場となるエリアでは、過去最多となる96会場117展示から様々な作品・コンテンツが展開されている。 同イベントの開催に先立ち、代表の青木昭夫は「この情報化社会において、コモディティ化が世界的な課題となっている。固定化された考え方をリセットし新しいものを生み出していくことについて、自戒の意味も込めて今回のテーマ設定とした」とその開催意義について説明。また、発起人のひとりであるアストリッド・クライン(Klein Dytham architecture)は、このテーマ設定をもとに「習慣的な思考パターンから抜け出し新たな視点から物事を見ることで、将来のイノベーションを生み出す機会としたい」と展望を語った。