酷寒の大統領公邸前で尹大統領支持集会に参加する韓国20-30代ら「平和なデモをしに来た」「『白骨団』は我々世代の代表ではない」
そうした中、同日の尹大統領支持派デモに参加した若者たちは「私たちは武装闘争ではない。平和なデモをしに来た」「『白骨団』は弾劾に反対する20-30代の代表ではない」と強調した。これは、一部の尹大統領支持者たちが約300人の「民間守備隊」を組織し、このうち20-30代の男性約30人が「白骨団」を名乗る組織を作ったことに対する反発だ。「白骨団」のメンバーたちは白いヘルメットをかぶり、「滅共(共産党滅亡)棒」と呼ばれる赤いライトが付く誘導棒や装備などを備えていた。 白骨団とは、1980-90年代にデモ隊を鎮圧・逮捕した警察部隊の別名だ。一般の戦闘警察(機動隊員)とは区別し、白いヘルメットをかぶっていることから、このような名前がついた。デモ隊を容赦なく殴打・連行することで有名で、明知大学生・姜慶大(カン・ギョンデ)さん死亡事件、韓進重工業パク・チャンス労働組合委員長の遺体奪取事件などに介入し、民主化運動弾圧の象徴になった。 京畿道光明市から来た30代のAさんは「暴力デモを助長する集団がいる。デモに集まった若者たちは互いに『あのような勢力に惑わされないように』と言い合っている」と教えてくれた。大学生のチャさん(20)は「かつて『白骨団』がやったことを考えると、どうしてそんな名前をつける気持ちになれるのか分からない」「私たちは愛国心のため、この寒い中でも集まった。暴力と結び付ける気持ちは少しもない」と言った。大学生のイさん(25)も「私たちは武装闘争ではなく平和デモをしに来た。白骨団や反共青年団のような組織を作らないでほしい」と強調した。 チャン・ユン記者、コ・ユチャン記者、キム・グァンレ記者、ハン・ヨンウォン記者、チョ・ウンソ記者