「お父さんが治してやる」娘のためにゼロから“国産カテーテル”の開発に 世界で17万人もの命を救った医療器具の知られざる秘話とは
(愛知医科大学病院・宮地茂特命教授) 「日本人の体に合うデザインにしてある。1個1個に信頼がおけるのが、東海メディカルプロダクツの強み」 筒井さんは2018年、医療機器の開発を目指す企業への支援のため、3000万円の基金を設立しました。そこにも、亡くなった佳美さんへの思いが。 (東海メディカルプロダクツ・筒井宣政会長) 「みんなで命を助け合わないといけない。佳美と一緒で、自分のことだけでなく、日本の人の命を助けること、ひいては世界の人を助けることを、医療としてやるべき。『もう少し生きたい』と言っていた。内心はもっと生きたかったんですよ、あの子は。佳美とは『みなさんのためになることなら、自分のことはいい』と約束した。佳美との約束は継続してやっている。多分、喜んでくれていると思う」 CBCテレビ「チャント!」6月17日放送より
CBCテレビ