藤田寛之は22位浮上 ランガー首位、アルカーが年間王者に王手/米シニア最終戦
米男子シニアツアーのチャールズ・シュワブ・カップ選手権は9日、米アリゾナ州のフェニックスCC(6,860ヤード・パー71)で第3ラウンドが行われ、26位タイからスタートした藤田寛之は5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「69」で回り、通算1アンダー22位タイに浮上している。 単独首位で最終日を迎えるのは“鉄人”ベルンハルト・ランガー(独)。シーズン最終戦で今季初優勝を狙う67歳は単独2位から5バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算13アンダーでリーダーボードの最上段を射止めた。 通算12アンダー単独2位は連覇がかかるスティーブン・アルカー(ニュージーランド)。ポイントランク2位で今大会に入ってきたが、3日目終了時点の暫定ランクではトップに立っており、年間王者に王手をかけている。 アルカーと同様に勝てば無条件で王者戴冠が決まる面々では、リチャード・グリーン(豪)が通算11アンダー単独3位と好位置で残り18ホールへ。パドレイグ・ハリントン(アイルランド)は通算5アンダー9位タイ、アーニー・エルス(南ア)、スティーブン・エイメス(カナダ)は通算3アンダー14位タイ、Y.E.ヤン(韓)は通算7オーバー単独35位となっている。 今大会はポイントランク上位36人のみが出場するプレーオフシリーズ最終戦。賞金総額300万ドル(約4億5,000万円)、優勝賞金52万8,000ドル(約8,000万円)で、年間王者には100万ドル(約1億5,000万円)のボーナスが与えられる。