【特集】日の丸を背負うための登竜門 JOCジュニアオリンピックカップ~第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会(読売テレビ「あすリートPlus」)
◆中継の解説を務めた、日本代表の林琴奈が感じたこと
試合後、中継の解説を担当した林琴奈選手が両エースを讃えました。 (林)「大阪北選抜の中山選手はレシーブもすごく上手いなと思いましたし、3セット目なのに打点の高さも上がっていて、疲れを感じさせないプレーをたくさん見せてもらいました。大分選抜の忠願寺選手は、負けている場面でもキャプテンとして明るい表情でチームを奮い立たせるところが、心に来るものがありました。そういった選手がこれからどんどん強くなっていくんだなと思いましたし、頑張ってほしいです」
◆男子は大会最多タイ7度目の優勝 圧倒の福岡選抜
男子の決勝は京都選抜と福岡選抜の対戦でした。注目は、16歳以下日本代表にも選ばれた福岡選抜のエース、学業院中学の新山明(しんやま・あきら)選手。コースを打ち分けることができる力強いジャンプサーブのほか、身長180cmながら3m15cmを誇る最高到達点から繰り出すスパイクで次々と得点を重ねました。25-15で第1セットを奪いました。第2セットも終始リードする展開で、25-20。ストレートで京都選抜を下し、福岡選抜は大会最多タイ、7度目の優勝を果たしました。
◆新たなステージへ進む選手たち 日の丸を背負う日まで
中学バレーのカテゴリーを終え、新たな未来を進む選手たち。近い将来、日の丸をつけて戦う日が来るかもしれません。 大阪北選抜・中山沙也選手は決意を滲ませます。 (中山)「高校進学後はチームに必要な選手になれるように、そして高い実力と人間性を持てるように、感謝の気持ちを持ってプレーしていきたいです」 さらに無限の可能性を感じさせた大分選抜・忠願寺莉桜選手は、さらなる高みを目指します。 (忠願寺)「将来は日本代表で活躍する選手になりたくて。自分の課題を見つけて、その課題に向かっていくことを大切にして、将来の目標を叶えられるように頑張りたいと思います」 激闘を経てさらに成長する選手たち。これからの活躍から目が離せません。(読売テレビ「あすリートPlus」1月7日放送)