巨人の岡本和、豪快に2連発 首位に導いた主砲―プロ野球
首位浮上のチャンスが巡ってきた一戦で主砲が存在感を示した。 巨人の岡本和が、豪快に2打席連続本塁打で3打点。「最高の結果になってよかった」。1点差勝利へ導く立役者となった。 【写真】4回、巨人の岡本和が2打席連続本塁打となる勝ち越し2ランを放つ 1点を先制された直後の二回。先頭で立った打席で集中力を発揮した。浮いた変化球を力強く引っ張って同点の6号ソロ。四回には低めの直球をすくい上げ、左中間席に勝ち越しの2ランをたたき込んだ。「風にも助けられてホームランになってくれた」と、ほっとした表情を浮かべた。 4月中旬ごろまでの好調な打撃は徐々に影を潜め、直近3試合は無安打。7試合ぶりの本塁打には「迷惑をかけないように早く打ちたいと思っていた」という4番の責任感が込められていた。 連続アーチは相手に強烈な警戒心を抱かせ、第3、4打席は敬遠四球で勝負を避けられた。戻りつつある本塁打王の威圧感。投打ともに充実感を増すチームが、4連勝で阪神を抜いて単独首位に立った。