【NFL】カウボーイズの今季スタートは「とても謙虚にさせられるもの」とLBパーソンズ
ダラス・カウボーイズのシーズンが一変し、ホームでの2連敗によってカウボーイズファンはパニックに陥っている。カウボーイズがホームゲームで連敗したことだけが問題なのではなく、その負け方も問題だった。昨シーズンのプレーオフでグリーンベイ・パッカーズに大敗した時のように、ディフェンスが完全に崩壊してしまったのだ。今シーズンのクリーブランド・ブラウンズのオフェンスの出来を見れば、シーズン第1週のアウェーでの勝利もあまり印象的ではなくなっている。
現地22日(日)には、ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンやランニングバック(RB)デリック・ヘンリーらが、守備コーディネーター(DC)マイク・ジマーが率いるカウボーイズディフェンスを崩壊させ、274ヤードものランをマーク。これはカウボーイズが最後にレイブンズと対戦したとき(2020年シーズン第13週)以降で、許した最多のランヤードとなっている。
カウボーイズのトップディフェンダーである、ラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズは、自身のポッドキャスト『The Edge(ジ・エッジ)』の最新エピソードで、チームのシーズン序盤の不調について振り返った。
『The Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』によると、パーソンズは「シーズンのスタートはとても謙虚にさせられるものだって言える」と語り、こう続けたという。
「俺たちは素晴らしいスタートを切れず、ベストな状況を作れなかったことで、結果が出せなかった。それでも、全員がまだ頑張っているし、マイク・ジマーもいるから、俺はまだ前向きだって言える。俺たちはもっと良くなっていく。学び続けるし、成長し続けるつもりだ」
レイブンズはパーソンズを巧みに抑え込む見事な仕事をした。たびたびパーソンズをリードディフェンダーに設定し、カウボーイズのベストプレーヤーであるパーソンズが誰を攻めても確実にミスを犯すようにしたのだ。カウボーイズの守備陣の残りのメンバーが改善できなければ、同じようにカウボーイズを苦しめるチームが今後ますます増えるだろう。