（写真：KBS京都）

兵庫県加西市の県立フラワーセンターでギネス世界記録に認定されたウツボカズラの栽培を担当した土居寛文さんによる食虫植物に関する特別講演が、京都市左京区の京都府立植物園で行われました。これは、府立植物園で開催されている食虫植物展と植物園の開園100周年を記念して行われたもので、講演には、定員を上回るおよそ80人が参加しました。講演を行った土居さんは、兵庫県加西市の県立フラワーセンターでおととし栽培していた食虫植物のウツボカズラが捕虫袋の大きさで55.5ｃｍを記録し、ギネス世界記録に認定され、愛好家たちからは、食虫植物の神とも呼ばれています。17日の講演では、食虫植物のことを知ってもらおうと自生している種類の数や構造といった基本的な部分から、育て方や寄せ植えの仕方など少し踏み込んだ部分もレクチャーしていました。参加者らは、時折頷きながら土居さんの話を熱心に聞いていました。