「除雪アダプト制度」協定を締結 福島市と蓬萊地区の清水町町会 狭い道などで道路の除雪を支え合い
福島市と市内蓬萊地区の清水町町会は24日、除雪アダプト制度協定を結んだ。地域住民が自主的に取り組んでいる歩道などの除雪活動を市が支援する。 行政の対応が行き届きにくい歩道や狭い道路の除雪を共助でカバーする狙いで、協定締結は市内5団体目。 清水町町会の担当範囲は蓬萊小の通学路など市道4路線で、延長は計約2・5キロ。活動時の事故などに備えて市が傷害保険や賠償責任保険に加入する。小型除雪機の燃料を現物支給する。 締結式が市役所で行われ、木幡浩市長と清水町町会の丹治宗夫会長が協定書を交わした。木幡市長が防寒手袋と反射材入りのチョッキを手渡し、「引き続き子どもの安全のため取り組んでほしい」とあいさつした。 (県北版)