【NFL】WRホプキンスが不在の間にWRバークスが“より多くの機会”を生かすことを期待するタイタンズ
現地3日(土)、テネシー・タイタンズのヘッドコーチ(HC)ブライアン・キャラハンは報道陣に対し、膝を負傷したワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスが“数週間”にわたってサイドラインにとどまることになったと正式に発表したが、ホプキンスは手術を免れている。
それは、ベテランレシーバーにとっては朗報だ。そして、この状況にはもう1つ明るい兆しがある。つまり、ホプキンスのチームメイトたちはタイタンズの新しいコーチングスタッフに自分たちの価値を証明する機会をより多く得られるということだ。
その中でも特に成長が期待されているのは、キャリア3年目を迎えるWRトレイロン・バークスだ。
『The Tennessean(ザ・テネシアン)』によると、キャラハンHCは「選手にとってはより多くの機会を得るチャンスだし、彼らがそれをどう生かすかを見ることになる」と述べたという。
「おそらく、あのポジションで最も恩恵を受けるのはトレイロンだろう。D-Hop(ホプキンス)が欠場している間は、彼が先発レシーバーとしてプレーする姿を見ることになるはずだ。私はそれを楽しみにしている。選手たちがより多くのことをするところを見る機会があるとね。トレイは素晴らしいキャンプを過ごしていると思う。良いところを見てきたし、今後はもっと見る機会が増えるはずだ」
バークスはチャンスを必要としている。2022年ドラフトで1巡目指名を受けたアーカンソー大学出身のバークスは、タイタンズでA.J.ブラウン(現在はフィラデルフィア・イーグルスに所属)の後釜に座ると期待されていたが、タイタンズ在籍時のブラウンと同じレベルの結果を残すまでには至っていない。タイタンズがバークスの5年目オプションに関する決断を下すまで1年を切っている中、バークスにとってはキャリア3年目を迎える今こそ、タイタンズのオフェンスで重要な貢献者になれることを証明する時なのだ。