12月の総出場時間はチーム最多!“レイカーズ不動のレギュラー”八村塁を指揮官が絶賛、データも貢献度の高さを証明<DUNKSHOOT>
八村塁が、NBAの名門ロサンゼルス・レイカーズで着実に信頼を積み重ねている。 現地時間12月25日、リーグの注目カード5試合が行なわれるクリスマスゲーム(対ゴールデンステイト・ウォリアーズ)に出場した八村は、18得点、4リバウンドの活躍で勝利に貢献。39分6秒プレーしたこの日を含め、直近7試合で6度目のチーム最長出場時間を記録した。 【動画】全米注目のクリスマスゲームで躍動!18得点で勝利に貢献した八村塁のウォリアーズ戦ハイライト この7試合の間の平均出場時間は36.9分で、リーグ全体でも8位にランク。12月の11試合を通じても平均35.9分、トータル395分とレイカーズで最もコートに立つ選手となっている。 プレータイムの長さは、指揮官の信頼の証だ。 今季からチームを率いるJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は、10月の開幕前から昨季の主軸5人(八村、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、オースティン・リーブス、ディアンジェロ・ラッセル)の先発起用を明言。このうちラッセルは開幕9戦目からベンチ起用に変わったものの、八村を含む残りの4人は出場した全試合でスターターに名を連ねている。 レディックHCは、八村のことを「チーム内で最もコーチングスタッフの要求に一貫して応えている選手」として称賛。「興味深いことに、テープを見返すと、ディフェンス時にはボールのないところでも正しい動きをしている」と、特に守備面での働きを高く評価していた。 実際、今季の八村は平均得点こそチーム内5位の12.2点で昨季の13.6点から下降しているが、守備の貢献度を示すディフェンシブ・レーティングは110.3でチームトップ(平均10分未満の選手は除く)。出場時間が増加した直近7試合の同レーティングも98.5で1位と、チームの守備向上の一翼を担っている。 一時は12勝11敗と貯金を失いかけたチームも、ここ7戦で5勝2敗と盛り返し、17勝13敗でウエスタン・カンファレンス6位まで浮上。年内のスケジュールは28日(日本時間29日)と31日(同1月1日)の残り2試合、好調をキープして新たな年を迎えたいところだ。 構成●ダンクシュート編集部
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