犯人は誰?副町長宅近くに履物20個放置…サンダルや靴は“ほとんどが片方”の謎 自分で独自捜査に乗り出す
長野県辰野町の副町長山田勝己さん(65)=樋口=が、自宅近くで相次いで履物が放置されて困惑している。持ち主に持ち帰ってもらおうと、自宅前に並べたサンダルや靴の総数は26日までに約20個に上る。 【写真】”捜査”で浮上した”連続窃盗容疑者”はこちら
大半が片方のみ。近くの森にはキツネの巣とみられる穴があり、周辺に靴などが放置されていることから、キツネの仕業ではないかとにらんでいる。
山田さんは5月23日、付近の道に落ちている片方だけのサンダルを初めて見つけた。風に飛ばされたのか、通りがかった車が落としたのかは不明。近くの道路や畑への放置が相次いだことで異変に気付いた。近所で靴がなくなったという声も聞いた。
キツネが周囲にすみ着いており、今年もキツネ親子を目撃した。同月下旬、穴を見に行った際、放置された靴を発見。口にくわえる様子は見ていないものの、状況からキツネの「連続窃盗容疑」が浮上した。
「盗品」は子ども用から大人用までさまざまで、山田さんは「子どものサイズに合わなかったから親キツネが次から次に持ち去ったのではないか」と見立てた。