【メタバース】花王や大丸松坂屋など有名企業も多数出展 VR最大級のイベント「バーチャルマーケット」大企業が注目する“イマーシブ”な体験とは
■“ゲームの世界に没入”エンタメ性あふれる花王のブースに迫る
続いては、花王のブースに訪れました。 今回は飛行船のイメージで作られていて、実際に花王製品をモチーフにした体験型ゲームが楽しめるといいます。
目の前の“臭王(におう)”と呼ばれる敵と周りの汚れをクイックルワイパーなどのお馴染みの花王製品を使って退治するというゲームです。
花王の担当者の方に話をききました。 花王グループカスタマーマーケティング株式会社 トレードマーケティング部門 菊田修太郎さん: 「楽しんでいるコメントをたくさん頂いています」 「花王グループは生活に必要な日用品を扱っているので、多様な生活者と花王との新たなタッチポイントとして、メタバースに着目しています」 「花王がはっちゃけたブースを出していることに対して、称えるようなうれしいコメントが多く、メタバースでの発信に可能性を感じました」
また、実際に商品をECサイトで購入することもできます。忠実に再現された3Dモデルには、裏の注意書きまで隅々確認ができ、ECサイトで購入する際に役立てることもできます。
■メタバース空間ならではの風景も楽しめるところも...
続いてのブースは、富士山をメインに日本のいいところを詰め込んだといという会場。和な雰囲気が特徴で、春夏秋冬それぞれを体感できるといいます。 大河原:「バーチャルマーケットは海外の方も40%ほどいるので、こうした和の空間は喜ばれます」 そしてこちらには、アウトドアメーカーシューズのメーカー、KEENのブースも。
大河原:「KEENは靴を作る際、地球にやさしい素材を使っていたり、実際に私たちが靴を買った売り上げの一部が世界中の環境問題や災害で困っている方に一部寄付されるというシステムをもっています」
実際にこちらでは、KEENの靴を作る体験ができるということです。 自分好みの色を選び、オリジナルの靴を制作しました。
実際にこのデザインで購入できるというわけではないが、今後(メタバース上の体験を現実にするようなことを)したいという企業や準備をしている企業もあります。