西武が育成1位左腕の大宮東高・冨士大和と入団合意 ライオンズジュニアユース出身の〝生え抜き〟「また同じユニホームで野球ができる」
西武は7日、育成ドラフト1位で指名した埼玉・大宮東高の冨士大和投手(18)と入団交渉を行い合意したと発表した。支度金350万円、年俸280万円(金額は推定)。140キロ台中盤の直球にスライダーやチェンジアップなど多彩な変化球も操る左腕。「これからプロ野球選手としての生活が始まる。1年目からしっかり頑張りたい」と決意を込めた。 ■戦力外通告を受けた選手はこちら【一覧】 さいたま市出身のご当地選手で、かねて西武とも縁がある。「中学3年生のとき、埼玉西武ライオンズジュニアユースのメンバーとしてライオンズのユニホームを着たのですが、また同じユニホームで野球ができることをうれしく思っています」と笑顔を見せた。 その上で「プロの練習は厳しいと思うので、それについていける体力づくりをして入寮を迎えたいです。育成選手なので、1年目は焦らず、しっかり土台をつくりながら、支配下選手を目指して頑張ります」と未来を見据えた。