阪神・岡田監督あきれ返った 村上に苦言「おんなじことやん」 初回秋山に二回末包に先頭初球とらえられ「入り方やな」
「広島6-2阪神」(21日、マツダスタジアム) 阪神・岡田彰布監督が背信の右腕に苦言を呈した。最も重要視する火曜日の先発として送り出した村上が5回5失点と乱れた。 【写真】大乱調にマウンドでガックリ肩を落とす村上 ショックの色が隠せず 「初球の入り方やな」 初回、先頭の秋山に初球の直球をはじき返され、左中間を割られた。4月30日には初球先頭打者弾を浴びており、指揮官は「おんなじことやん」とあきれ返った。 二回も先頭の末包に初球のスローカーブを二塁打とされた。早打ち傾向の広島打線に対して、あまりに無警戒な投球。「(早打ちは)ずっとやん。分かってるやんか」と嘆きは止まらなかった。 三回まで5点差を背負う厳しい展開。八回に2点を返したが大勢に影響はなかった。「こっちは自滅やろ。こっちのミスやんか、結局は」と吐き捨てるように言った。広島との首位攻防戦の初戦に敗れ、0・5差に詰め寄られた。仕切り直して第2戦に向かう。 ◆阪神・坂本(広島の村上対策について)「毎回いろいろなことをしてくるので、こっちもいろいろなことを話して(試合に)入ってますけど、これが野球やと思うので。次勝てるように頑張ります」