武豊騎手が15年ぶりに京成杯AH参戦 4回目の挑戦で初制覇なるか
武豊騎手がセルバーグ(牡5、栗東・鈴木孝志厩舎)で、京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)の初制覇を狙う。 【写真】セルバーグこれまでの軌跡 京王杯AH時代も含め、武豊騎手はこのレースに3回参戦。97年のダンディコマンド、03年のミレニアムバイオ、09年のヒカルオオゾラと全て1番人気に推されたが、それぞれ9着、5着、9着と悔しい結果に終わっている。 今年のパートナーはセルバーグだ。昨年の中京記念の覇者。その後の7戦は未勝利だが、4走前の小倉大賞典が0秒3差の3着、前々走のエプソムCが0秒7差の7着だから、衰えはない。前走の中京記念はハイペースが堪えて12着に沈んだが、自分のペースで行ければ巻き返しがあるだろう。 抜群のペース判断で、印象的な逃げ切りを数多く演じてきたレジェンド。その手腕でセルバーグを重賞2勝目に導けるか、穴党ならずとも要注目となる。