県内で2人が重軽傷 県が「除雪作業事故防止注意情報」発表 週末にかけて冬型強まる見込み 《新潟》
県内で7日、除雪中の事故が今季初めて発生したことをうけ、県は9日、「除雪作業事故防止注意情報」を発表しました。 県などによると12月6日からの雪で、2人が除雪中の事故で重軽傷となっています。 7日午前9時半すぎ、上越市板倉区で80代男性が除雪中に転倒し、除雪機の下敷きとなりろっ骨、骨盤を骨折する重傷となっています。 また7日午前6時過ぎには妙高市で70代男性が除雪機に触れた際に右手中指をケガして軽傷です。 気象庁によりますと14⽇頃から、強い寒気が南下して冬型の気圧配置が強まり、⽇本海側を中⼼に荒れた天気や降雪量が多くなるおそれがあります。 県内でも降雪量が増えるおそれがあるとして、県は除雪作業に注意を呼び掛けています。 <除雪作業を行う際の注意点> ・除雪機に詰まった雪の除去は、必ずエンジンを止めてから! ・2人以上で作業。やむを得ず1人の場合は、家族や隣近所に声掛けを! ・作業前には、流雪溝や水路等の危険箇所の確認を! ・はしごはしっかり固定し、昇降時は特に注意! ・高所作業中は足を滑らせないよう注意。命綱・ヘルメット等の安全対策を! ・軒下での作業は、屋根からの落雪に注意! ・無理をせず、こまめに休憩を!