万博運営「赤字にならないこと重要」 斎藤健経産相 政府が事業運営を監視
斎藤健経済産業相は23日の閣議後記者会見で、2025年大阪・関西万博の運営について「赤字にならないよう取り組むことが重要だ」と述べ、政府として事業運営が適切か監視する意向を重ねて示した。 万博運営を巡っては、元大阪府知事の橋下徹氏が府や大阪市による赤字負担を提案。これに対し、吉村洋文府知事は府や市が赤字を穴埋めする可能性を否定していた。 斎藤氏は会見で、万博の運営費について、入場券の売り上げや民間企業の協賛金などから得られる収入の囲内に抑えるべきだとの考えを示した。(中村智隆)