【ONE】平田樹が計量パス、再起戦に向け「ここで勝たないと次に繋がらない」=6月8日(土)『ONE 167』
2024年6月8日(土)朝9時(日本時間)タイ・インパクトアリーナで開催される『ONE 167』(U-NEXT配信)に、女子アトム級(5分3R)で出場する、平田樹(フリー)とビクトリア・ソウザ(ブラジル)がともに計量およびハイドレーションテストをパスした。 【写真】懸念だったハイドレーションをクリアし、体重もアンダーだった平田はこの表情 体重はともに114.25ポンド(51.82kg)。基本水抜き禁止のONEアトム級リミットの115ポンド(52.2kg)よりアンダーで両者ともにクリアしている。 柔道出身の平田は、2019年にONEでプロデビューを果たし、MMA5戦無敗から2022年3月の『ONE X』でジヒン・ラズワンと対戦し、スプリット判定でプロ初の黒星。2023年8月には体重超過もあったがリン・ホーチンに勝利。しかしその後はハム・ソヒ、三浦彩佳に連敗して戦績を6勝3敗としている。 ソウザは、MMA7勝2敗。ブラジルのGladiator CFで5連勝後、2021年9月のONEでヴィクトリア・リーに2R TKO負け。以降は地元で1R TKO勝ちで再起を果たすと、2023年2月のONEでインドネシアのリンダ・ダローに判定勝ち。2024年3月にはノエル・グランジャンに判定負けを喫した。 しかし、1Rにグランジャンの右を受けてダウンを喫したソウザだが、2R以降は右ロー、右ストレートの打ち返しで盛り返しており、初黒星を喫したリー戦でもリーの三角絞めやギロチンを極めさせない防御力を見せている。これまで一本負けは無い難敵ソウザを相手に平田は、全局面で上回ることできるか。 プロ初の連敗を喫した平田は、ONEで1勝2敗のソウザとの生き残りをかけた戦いに向け、「初めてのタイでワクワクしているし、やっぱりここで勝たないと次に繋がらないと思うので、しっかり勝つので、U-NEXTで応援よろしくお願いします」とメッセージを送っている。