「選択的夫婦別姓 自公で実務者協議を」公明・斉藤代表が石破首相に提案
公明党の斉藤代表は18日、首相官邸で石破首相と会談し、選択的夫婦別姓制度について自公両党の実務者で協議する場を設けるよう提案しました。 公明党は選択的夫婦別姓制度の導入を推進する立場を取っていて、斉藤代表は「複数きょうだいがいる時の(子どもの姓の)決め方や、戸籍制度の大きな改革を伴う。そういう細部について詰める必要がある」と述べ、実務者協議の場の設置を石破首相に強く求めました。 斉藤代表の要望に対し石破首相は「一旦引き取らせてください。党内で検討させていただきます」と応じたということです。また、斉藤代表は石破首相の考えについて「公明党に非常に近いものがあると思っている」と述べた上で「できるだけ早い時期に結論を得るべきだ」と強調しました。 17日夜には公明党の岡本政調会長と立憲民主党の重徳政調会長が会談していて、関係者によりますと、その場で選択的夫婦別姓制度についても協議されたということです。 選択的夫婦別姓導入をめぐっては、議論が行われる衆議院法務委員会の委員長に立憲民主党の西村智奈美氏が就任していて、来年の通常国会での焦点の一つとなる見通しです。