【奈良マラソン2024】新種目「ペアリレー」に178組 来年(2025年)は12月13、14日開催
実行委員会第2回総会 12月7、8日に開催される「奈良マラソン2024」に向け、同実行委員会(会長・山下真奈良県知事)の本年度第2回総会が15日、奈良市法華寺町の奈良ロイヤルホテルで開かれた。第15回記念大会となる今年は、新種目の「ペアリレーマラソン」を新設。女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さん、日本陸上競技連盟マラソンリーダーの瀬古利彦さんがゲスト参加し、大会を盛り上げる。 参加者募集はフルマラソン(定員1万1750人)、約10キロのコースを走る世界遺産10K(定員4千人)は、一般枠が受付期間中に定員に届かなかったため、昨年と同様、募集期間を延長。その結果、定員に達した。 フルマラソンコースを2人で走る新種目「ペアリレーマラソン」(定員250組)は178組がエントリー。ミニ奈良マラソンは昨年は一般募集は750人にとどまったが、今年は817人の申し込みがあった。 昨年の大会は気温が高く、給水所で飲料不足が生じたことから今年は水、スポーツドリンクを昨年の約1.3倍に増やし、さらにバックアップ用に水道水源を確保して万全の態勢で臨む。
また今年から主会場から近鉄、JR奈良駅方面への帰路となっていた歩道橋が撤去されたため、来場者らが競技場北側を迂(う)回して帰ることを想定。以前より遠回りになることから、陸上競技場北側にあるスケートボードパークで来場者全員が参加できる「大抽選会」を実施し、迂回を促す。 準備期間を確保するため、来年の開催日程を例年より早めて審議。来年は12月13日、14日の両日に開催する方針が決まった。 議事では山下知事から、参加賞を従来のTシャツに加え、県の地場産業である靴下を加えてはどうかとの提案があり、今後、検討する。