元バルセロナDFがパリ五輪前日に突如メンバーリスト外へ!! 所属先リーズが招集拒否か
国際サッカー連盟(FIFA)は23日、パリ五輪男子サッカー競技の選手リストを更新し、ドミニカ共和国代表にオーバーエイジ枠で選出されていたDFジュニオール・フィルポ(リーズ)が開幕前日に突如メンバーを外れた。所属先のリーズが招集を拒否したようだ。 【写真】伊東純也がイメチェン「やっぱこうでなくちゃ」「カッコいい」 幼少期からスペインで育ったJ・フィルポは、ベティスやバルセロナでラ・リーガ通算62試合に出場した実績を持つDF。世代別代表はスペインを選んでいたが、今年2月からドミニカ共和国代表に入り、オーバーエイジ枠で選出されたパリ五輪でも初出場国の大きな戦力となることが期待されていた。 ところが登録変更期限にあたる初戦24時間前を経て発表されたFIFA公式メンバーリストからJ・フィルポの名前が突如消え、代わりにバックアップメンバーのMFホセ・バエス(ウニベルシダッド)が背番号3で正規メンバーに昇格。バックアップメンバーは最大4人枠ながらもわずか2人で大会に臨むことになったようだ。 J・フィルポの出身地であるマラガの地元メディア『マラガ・オイ』によると、リーズが招集を拒否したため。初戦の前日会見でドミニカ共和国のイバイ・ゴメス監督は「これは大きな損失だ。彼が五輪に参加するため連盟とともにできる限りをしてきただけに残念だ」と述べたという。 もっともイングランドではJ・フィルポがリーズからの移籍を望んでいると報じられており、今後の動向に注目が集まりそうだ。