伏見稲荷大社「講員大祭」 マグロ解体ショーも
商売繁盛や家内安全を祈る伏見稲荷大社の講員大祭が、12日から始まり、多くの人でにぎわいを見せています。伏見稲荷大社の講員大祭は、毎年、「スポーツの日」の前に営まれ、茶席や能、狂言などの行事が行われます。この日は境内の外拝殿で、天然の本マグロを伊根湾で育てた「京マグロ」の解体ショーが行われました。京都府のマグロの漁獲量は近畿1位で、伊根町産マグロの品質の良さが注目を集めています。回転ずしの大起水産が奉納した「京マグロ」の重さは、およそ130キロ。職人たちが慣れた手つきで切り分けた「京マグロ」は、このあと握りずしにして参拝者らに振る舞われました。参拝者は「あれで何人前ぐらいあるのかなって思った。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せました。伏見稲荷大社の講員大祭は13日も行われます。