「完全栄養食だから」といつもギョーザばかり食べる父。節約にもなるそうですが、本当に栄養面は大丈夫?
お店でも家庭でも楽しめるギョーザは、おいしいだけでなく栄養満点な料理として人気があります。しかし、栄養があるからといって毎日食べ続けた場合、栄養面での問題はないのか気になる人もいるでしょう。 また、ギョーザは食費の節約にもなるイメージがあるかもしれませんが、実際のところはどのくらい節約になるのか、夕食にかける食費の平均と比較しました。 本記事では、ギョーザを食べることで摂取できる栄養素や、毎日ギョーザを食べた場合の節約効果などを詳しくご紹介します。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
ギョーザは本当に「完全栄養食」なのか?
ギョーザにはお肉や野菜・にんにくなどが使われているため「完全栄養食」と呼ばれることがあります。 そもそも「完全栄養食」とは炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルの五大栄養素を含む料理のことです。ギョーザの皮は小麦から作られているため、まず、炭水化物は摂取できます。ひき肉にはたんぱく質や脂質が含まれており、ビタミンやミネラルはキャベツやニラに豊富に含まれています。 つまり、ギョーザは単品でありながら五大栄養素を同時に摂取することが可能な料理であるといえるでしょう。
「毎日夕食がギョーザ」だとどのくらい節約になる?
ギョーザを1人前(12個)作る場合に必要な費用を、あるネットスーパーの価格を参考に計算してみましょう。なお価格はすべて購入する場所や時期などによって変動する可能性があるため、目安として参考にしてください。 今回は以下のような材料を用意するとします。 ・豚ひき肉50グラム(500グラム税込み524円):52.4円 ・キャベツ100グラム(1玉を1キログラムとして税込み268円):26.8円 ・ニラ25グラム(100グラム税込み91円):22.75円 ・ギョーザの皮12枚(25枚入り税込み117円):56.16円 上記を合計すると158.11円になります。これに調味料をプラスしても、1人前当たり200円以内で作ることが可能でしょう。 株式会社リクルートライフスタイルが実施した「外食に求める期待と予算についてのアンケート調査」によると、「自宅での普段の夕食」にかける費用は626円が平均ということです。夕食にギョーザのみを食べる場合であれば、平均と比較して400円以上の節約になる可能性があります。