台風被害乗り越え咲いたリスナーとの思い出の桜 青春ラジメニアの岩崎アナ「元気をもらい31年目のスタート切れた」
台風乗り越え咲いたリスナーとの思い出の桜 青春ラジメニアの岩崎アナ「元気をもらって31年目スタート切れた」
「放送開始から30年、リスナーのみなさんが支えてくれている『証』でもあります」──。満開の桜でにぎわう大阪城公園。天守閣が見える堀沿いに咲く桜を、うれしそうに眺める男性の姿があった。ラジオ関西のアニメソング(アニソン)リクエスト番組「青春ラジメニア」の岩崎和夫アナウンサーだ。この桜は番組開始から2年後にリスナーらとともに植樹した思い出の桜。昨年の台風の影響で枝が折れたが、今年3月末の放送開始30周年を祝うようにたくさん花を咲かせており、岩崎アナは「これを見たら元気が出ます」とうれしそうに語った。 【インタビュー映像】「青春ラジメニア」放送30年を迎え、岩崎和夫アナ&南かおりが思いを語った
3月で放送開始30年のラジメニア、91年に植樹した思い出の桜が育つ
この桜は大阪城の青屋門近くに植えられており、うち1本は門を抜けて最初に城と一緒に写真が撮れる位置にあるため、多くの観光客らに撮影スポットとして親しまれている。 「番組開始から2年後の1991年3月のイベントの時に植樹されたものです。今年も元気に咲いてくれています」と岩崎アナ。ちょうどこのころ、岩崎アナとコンビで放送していた吉田秀子アナウンサーから、現在も番組に出演するタレントの南かおりにバトンタッチするというタイミング。 南がイベントでお披露目されたころだったため「番組にとっても、ラジメニアン(同番組のリスナーの愛称)にとっても非常に思い出深いです。先日、放送開始から30周年を迎えたので感慨深いです」と岩崎アナはしみじみと振り返った。
リスナーが公園に許可得て目印、岩崎アナ「本当にうれしい」
植樹された桜には、ラジメニアンの一人が目印として、番組のステッカーが入った小袋を太い枝にぶら下げているという。そして今年は、植樹したころの写真も一緒にかけられていた。 それを手にした岩崎アナは「あるラジメニアンが毎年かけてくれているんです。写真を見たら、本当によく育ってくれていて。私は3本確認しましたが、すごくうれしいです。写真にしても、本当は僕らがやらなアカンのに。本当にうれしいです」と目を細める。
昨年の台風で大きな枝が折れるも元気に花咲かす
昨年9月の台風21号による強風で、うち1本は大きな枝が裂けて折れており、ラジメニアンの多くも心配していたという。しかし、元気に花を咲かせていた。 岩崎アナは同所を訪れる前にSNSで桜のことをつぶやいたところ数人のラジメニアンが訪れ、一緒に桜を眺めながら、こちらも「思い出話」に花を咲かせていた。