巨人の優勝を喜ぶビビる大木（撮影・尾崎　有希）

　プロ野球・巨人の4年ぶりリーグ優勝に芸能界のG党から歓喜の声が上がった。 　大ファンを公言するタレントのビビる大木（49）は本紙の取材に喜びを爆発させた。勝因に投手陣の奮闘を挙げ「先発、中継ぎ、抑えがそろい強さを感じた。負けても接戦が多かった。投手陣全員にMVPをあげたい。嫌というほど投手を補強したのがいい結果につながった」と指摘。昨年チーム防御率5位に沈んだ投手陣を再建した阿部監督の手腕を絶賛した。投手の柱として名前を挙げたのがこの日、15勝目をマークした菅野。「菅野の復活が大きかった。頼れる背中があるというのは若手にも良かったのではないか」と影響を分析した。 　助っ人の役割の大きさも指摘。「オドーアが開幕前に帰国した時はどうなるかと思ったけど、ヘルナンデスが救った。ヘルナンデスが骨折してもモンテスが打って、本当に奇跡。離脱がチームを一つにしたかもしれない」と窮地を救った助っ人たちをねぎらった。 　パ・リーグではソフトバンクが4年ぶりに優勝した。巨人は2019年、20年とソフトバンクに日本シリーズで8連敗を喫している。それでも大木は今季の阿部巨人の戦いぶりに太鼓判を押す。「少し苦手意識のあった広島をはじめ、阿部監督はジンクスをたくさん破っている。阿部ジャイアンツでホークスを打ち負かしたい」。12年ぶりの日本一が実現することを信じている。（前田　拓磨） 　◇祝福コメント◇ 　▼さまぁ～ず・三村マサカズ　もらい泣きするじゃないか、阿部監督。おめでとうございます。こんなシーズン見たことない。ラスト数試合の逃げ切り勝ち。ジャイアンツの歴史に残る優勝じゃないかな。（SNSから） 　▼TIM・レッド吉田　今年はアレじゃなくて阿部でした。やってやろうじゃないか!見事にやってくれました！笑う阿部には福きたる。投手陣も野手陣も素晴らしかったです。 　▼中山秀征　阿部監督の選手の声に耳を傾ける姿勢が今年の結果につながったと思います。監督からの群馬での始球式のご指名ありがとうございました。あれからの7連勝も忘れられません（笑い）。涙の胴上げに感動しました！！渾身（こんしん）の最高です!! 　▼純烈・後上翔太　MVPを挙げるならモンテス選手。ヘルナンデス選手が良い働きをしていた中でケガをして、チームにも大打撃だと思っていましたが、その穴をぴったり埋めてくれました。