飯田・中心市街地で「丘フェス」 5年ぶりにじゃんけんラリーも復活
サブカルチャーとグルメの祭典「第16回飯田丘のまちフェスティバル(通称=丘フェス)」が11月3日、飯田市の中心市街地を会場に行われる。(飯田経済新聞) 【写真】丘フェス開催を発表する実行委員 丘フェスは、2007(平成19)年に、フィギュアを中心としたイベント「インターナショナル フィギュアマーケット」を初開催したのがきっかけ。翌年にはグルメサミットも加わり規模を拡大。3回目からは現在の「丘フェス」に改め、毎年11月3日に実施。丘フェスマスコットキャラクター「ナミキちゃん」の声を担当する声優の高木美佑さんも参加し、ミニミニライブや餅投げなどを行う。 当日は、フィギュアの販売やコスプレーヤーによるコスプレランウェー、車体にアニメやゲームのロゴやキャラクターなどのステッカーを貼ったり、塗装を行ったりするなどして装飾した車「痛車」や名車の展示のほか、イベント本部近くの店舗で「メイドカフェwith執事」を初開催する。 今年は、コロナ禍前の2019(平成31)まで行っていた「じゃんけんラリー」を復活させる。イベント恒例の「餅投げ」や本部にある「ガチャガチャ」で「グー」「チョキ」「パー」が書かれた「じゃん券」を入手し、指定の場所で「じゃんけん」に勝つと「スーパーじゃん券」にレベルアップ。この券を持ってイベント本部に行くと景品と交換できる。 南信州の伝統文化発信を目的に、水引や阿島傘の展示、遠山の霜月まつりを知るイベント、南信州民俗芸能クイズや「和合の念仏踊」の披露のほか、中部電力パワーグリッド協力の下、高所作業車搭乗体験やVR映像による現場体験も初めて行う。りんご並木沿いではグルメサミット、中央公園(飯田市伝馬町)では「コーヒーフェスティバル」も同時開催。 副実行委員長の川手達也さんは「ナミキちゃんのアクリルスタンドやパーカ、マグネットなどさまざまなグッズも販売する。南信州の文化を体感しながら楽しんでほしい」、今年から実行委員のメンバーとなった勝手に観光大使のみやえりさんは「『丘フェス』『ナミキちゃん』『飯田市』それぞれにハッシュタグを付けて、SNSでも盛り上げてほしい」と、それぞれ呼びかける。 開催時間は10時~16時。会場となる中心市街地の交通規制は9時~17時。市内4カ所に臨時駐車場を設け、一部では無料シャトルバスも運行する。
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