焼き肉店“ぎゅうばか”運営会社 約4500万円の負債抱え破産手続き開始
石川県小松市や東京・杉並区などで焼き肉店「ぎゅうばか」を展開する金沢市の運営会社が今月15日に金沢地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが分かりました。負債総額は約4500万円に上るとみられます。 民間の信用会社・東京商工リサーチによりますと、焼き肉店「ぎゅうばか」を運営する株式会社ステップアップは、2006年に創業し、小松市と金沢市、東京・杉並区で3店舗を展開していました。しかし近年は、新型コロナウイルスの感染拡大で来店客が減少し収益環境が悪化するなか、テイクアウトなど新たなサービスを展開したり、金沢市の店舗を閉鎖したりして経営の改善に取り組んでいました。 その後も同業他社との競合や食材価格の高騰により収益の圧迫が続き、先行きの見通しが困難として、今月1日、金沢地裁に自己破産を申請しました。
北陸放送