「ビリオン×スクール」(フジテレビ系)

この夏スタートする新ドラマ最新情報が続々と公開中。気になるキャストやストーリーなど、話題の作品をピックアップして紹介する。 「笑うマトリョーシカ」(TBS系) ■山田涼介が10年ぶりの学園ドラマで正体を隠したスーパー教師に！ ビリオン×スクール(7月5日[金]スタート、毎週金曜夜9:00-9:58※初回は15分拡大、フジテレビ系) 山田涼介演じる“億万長者”の主人公が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも、生徒と共に成長していく学園コメディー。私立絵都学園で「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集められた底辺クラス“ゼロ組”に赴任してきた加賀美(山田)。その正体は日本一の財閥系企業を継いだCEOで、“ある目的”のために素性を隠して赴任してきたのだった。加賀美は、怒ってはいけない、呼び捨てにしてはいけない、生徒に踏み込み過ぎてはいけないなどという現代の教育現場を目の当たりにし、昨今の常識をぶち壊していく。 ■水川あさみが主演を務めるヒューマン政治サスペンス 笑うマトリョーシカ(今夏スタート、毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系) 抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書の“得体の知れない不気味さ”に気付いた新聞記者が、彼らを取り巻く黒い闇に迫るヒューマン政治サスペンス。道上(水川あさみ)は異様なまでの探求心で社会部の敏腕記者だったものの、あるスクープをきっかけに社会部を外され、文芸部に異動させられてしまう。そんなある日、印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集め、未来の総理候補との呼び声も高い若き政治家・清家(櫻井翔)を取材。しかし道上は、清家とその秘書・鈴木(玉山鉄二)の関係性に違和感を覚える。 そんな中、同じく新聞記者だった道上の父が、長年追っていた事件の取材中に突如事故死してしまう。その不審な死と、父が死の直前まで取材していたとある事件の背景に浮上した人物は鈴木だった。道上は、2人の奇妙な関係を暴こうと、彼らの隠された過去を探っていくうちに「政治家・清家一郎」を巡る欲望の渦に巻き込まれていく。 ■錦糸町を舞台に総勢50人以上の人生模様を描く人間ドラマ群像劇 ドラマ24「錦糸町パラダイス～渋谷から一本～」(7月12日[金]スタート、毎週金曜夜0:12-0:42、テレ東系) 俳優として活躍する柄本時生と今井隆文がドラマ初プロデュースを手掛け、2020年に「劇団年一」を結成するなど十年来の友人である賀来賢人、柄本、落合モトキ、岡田将生が出演するヒューマンドラマ。錦糸町の街の一角にある「整理整頓」というハウスクリーニング店で働く社長の大助(賀来)、車椅子の裕ちゃん(柄本)、後輩の一平(落合)。幼なじみの彼らが掃除するのは、ちょっと事情を抱えた場所ばかりだった。そんな錦糸町では最近、二次元コードで世の悪事が暴かれる不思議な出来事が起きており、ルポライターの蒼(岡田)がその告発を行っていた。 ■新キャスト追加で続編スタート！　美幸の晩酌がパワーアップする ドラマ25「晩酌の流儀3」(6月28日[金]スタート、毎週金曜夜0:42-1:13、テレ東系) 2022年7月期にスタートした人気シリーズの第3弾。栗山千明演じる、不動産会社の営業として働く伊澤美幸が、「一日の最後にいかにお酒をおいしく飲むことができるか」を追求する“お酒”がテーマのグルメドラマ。「お酒のおいしさは、一日の自分の行動次第で変わる」をモットーに、お酒をおいしく飲むためにウオーキング・銭湯・スポーツと日々まい進する美幸。シーズン3では、今まで以上に美幸のお酒への情熱が加速し、美幸の周りにも少しずつ変化が訪れる。また、武田航平、辻凪子らおなじみのキャストをはじめ、新キャストも登場する。 ■“名もなき遺体”の身元を特定し家族の元に帰すため奮闘！ GO HOME～警視庁身元不明人相談室～(7月13日[土]スタート、毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系) 小芝風花が主演を務め、全国に2万体も存在するどこの誰かも分からない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが役目の「警視庁身元不明人相談室」を舞台に描く警察エンターテインメント。地味で誰も行きたがらない警視庁の部署に自ら志願して配属された変わり者・三田桜(小芝)と、10歳上の同期・月本真(大島優子)は、性格も趣味も正反対。明るく天真らんまんな桜と、クールで冷静沈着な真。顔を合わせればいがみ合ってばかりの2人が、ご遺体を家族の元に帰すために、ご遺体に残されたわずかな手掛かりを頼りに謎を解いていく。 ■増田貴久×浮所飛貴のバディに最強の敵が立ちはだかる WOWOW×東海テレビ共同制作連続ドラマ「ギフテッド Season2」(6月8日[土]スタート、毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系) 増田貴久が演じる並外れた推理力や論理的思考を持つ敏腕刑事・那月と、浮所飛貴が演じる目視によって殺人犯を見抜く特殊な能力“鬼の眼”を持つ高校生・夕也がバディを組み、さまざまな事件に挑む本格ミステリーの続編を地上波初放送。Season2では、“那月の過去”と“不可解な連続殺人事件”の真相に迫っていく。那月と夕也は、新聞記者が路上で刺殺された事件を捜査することに。そこで不審な行動をとる探偵・八雲(中山優馬)に遭遇する。八雲は、一種の催眠術で、ある条件がそろうことで、対象者を操ることができる“闇の眼”を持っていた。 ■精神科を舞台にした医療ドラマ 土曜ドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」(8月31日[土]スタート、毎週土曜夜10:00-10:49ほか、NHK総合ほか) 原作・七海仁、漫画・月子による同名コミックを、中村倫也と土屋太鳳共演でドラマ化。“全ての人が壁を感じずに精神科にかかる日が来ますように…”と願う、のんびり屋だが優秀な精神科医・弱井(中村)と、一言多いが思いやりのある看護師・雨宮(土屋)が、患者に希望を与えていく姿を描く。 ■前作のスケールと興奮を超える医療ドラマが再び始まる ブラックペアン シーズン2(7月スタート、毎週日夜9:00-9:54、TBS系) 2018年4月期に二宮和也主演で放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編。シーズン1から6年後の物語を描く。シーズン1では、天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を演じ、見事な手さばきやダークヒーローっぷりを披露した二宮だが、本作では、この世でただ一人にしかできない心臓手術を可能にする世界的天才外科医・天城雪彦を演じる。竹内涼真、葵わかな、小泉孝太郎、内野聖陽をはじめ、シーズン1のなじみのメンバーが再集結する本作において、天城という新たなキャラクターが、医学界に再び旋風を巻き起こす。 ■地上波連続ドラマ初主演！　生田絵梨花が高校教師役に 素晴らしき哉、先生！(今夏スタート、毎週日夜10:00-10:54、テレビ朝日系) 生田絵梨花演じるZ世代の高校教師・笹岡りおが、生徒や保護者、同僚などあらゆる人間関係の板挟みになる中、辞め時を探しながらも生徒のために奮闘する姿を描く。夢と希望を胸に教育現場に飛び込んだりおだったが、その過酷さは想像を絶し、2年目にして退職を考えるほど。日々SNSの裏アカに愚痴を吐いたり彼氏に話を聞いてもらったりと適度にストレスを発散しながら、持ち前の元気と明るさでバランスを保っていたが、我慢の限界に達し辞職を決意。だが、そのタイミングでクラス担任に急きょ欠員が発生し、初担任で3年生を任されることになる。 ■4兄弟が織り成すホームドラマ 夜ドラ「柚木さんちの四兄弟。」(放送中、毎週月～木曜夜10:45-11:00、NHK総合) 男性ばかりの4兄弟に巻き起こる日常の中のささやかな事件を描く。2年前に両親が亡くなり、弟3人の面倒を一人で見ている柚木家の長男で高校教師の隼(藤原大祐)。ある日、隼が仕事から帰ってくると、次男・尊(大野遥斗)から三男・湊(山口暖人)と四男・岳(永瀬矢紘)がまだ帰ってきていないと聞く。