天皇皇后両陛下の「令和流」、愛子さまは大学卒業、悠仁さまは成年へ…令和6年皇室の注目は
■愛子さま大学卒業 本格公務へ?
学習院大学文学部日本語日本文学科4年生の長女の愛子さまは、大学入学後、コロナ禍によりオンラインでの授業が続いていましたが、4年生からキャンパスへの通学を始められました。中世の和歌についての論文を提出され、春には大学を卒業予定です。 2023年は両陛下や友人と外出する機会が増え、愛子さまが雅楽や日本画鑑賞などで日本の伝統文化に深い関心を寄せられている様子が度々見られました。自身が学んだことや感じたことを両陛下に率直に伝えているところを目にすることがあり、皇后さまのご感想に「まだあどけないところも残る愛子ではありますが、いろいろな時に私たちを助けてくれるようにもなってきたと感じます」とあるように、両陛下を支える大きな存在となられているようです。 今は学業優先の愛子さまが、大学卒業後の進路をどうされるのか。留学は先になると思われますが、学業を続けられるのか、就職、あるいは公務中心の生活になるのか。2024年は単独公務デビューし、お言葉を述べられる姿が見られるのではないかと期待されています。
■上皇ご夫妻“卒寿” 過去の出会い大切に穏やかな日々
上皇さまは2023年の12月に90歳、卒寿の誕生日を迎えられ、上皇后さまも2024年10月卒寿に。コロナ禍で外出を控えてきた上皇ご夫妻は、この1年はようやく外出の機会を増やされてきました。 4年ぶりに京都と奈良をご訪問、栃木県の那須御用邸や長野県の軽井沢など地方でのご静養も再開し、これまで関わりのあった人々や土地を再訪される年となりました。展覧会やコンサートの鑑賞も増え、外出先では上皇ご夫妻がいつも手を取り合い、いたわり合い、会話しながら歩かれる様子が見られました。 上皇さまは確かな記録の残る天皇の中で最長寿で、今もなお精力的に魚類研究を続けられています。夕食後には侍従とオセロや将棋を楽しまれることもあるといいます。公務から退き、規則正しく静かに穏やかに日々を過ごされているという上皇ご夫妻。側近は2024年もご静養には行っていただきたいと話していて、まだ詳細は決まっていないということですが、久々に葉山の海岸を歩かれる姿も見られるかもしれません。