【卓球】張本&早田は北朝鮮ペアに敗れる波乱 張本も「異質なラバー」「想定以上のプレー」 ダークホースの前に無念の初戦敗退
◇パリオリンピック2024 卓球( 7月27日~8月10日、パリ南アリーナ) 混合ダブルス1回戦に登場した世界ランク2位の張本智和選手と早田ひな選手のペアが、北朝鮮ペアに1-4(5-11、11-7、4-11、13-15、10-12)で敗れました。 【画像】北朝鮮ペアに敗れた卓球・張本智和&早田ひなペア 国際大会の出場も少なく、情報も少ない未知数な対戦相手。序盤から硬さが目立つ日本ペアに対して、リ ジョン シク選手が左右に力強いボールを打ち分けます。またキム グムヨン選手にも翻弄(ほんろう)され、終始ペースをつかめませんでした。 東京五輪の水谷隼・伊藤美誠組に続く連覇が期待された種目。試合後、張本選手は「相手のプレーは素晴らしかったんですけど、大事なとこで1本、2本ミスが多かった」と話し、早田選手は「1本取れるか取れないかというところで結果につながった」と無念の思いを語りました。 情報の少ない相手だったことについて張本選手は、「女子選手の異質なラバー、通常のラバーとは異なるラバーだった」とコメント。試合前、互いにラケットをチェックする際には入念に確認する姿もありましたが、最後まで対応はできませんでした。 さらに「男子選手が両ハンドミスなく、パワーのあるボールを打ちこんできたので、準備はしてたんですけど、想定以上のプレーをされたかなと思います」と振り返りました。 張本選手と早田選手ペアは今後シングルスと男子、女子団体戦にそれぞれ出場予定。2人とも切り替えを強調し、前を向きました。