<三南プライド・’21センバツ>OB会が応援ポスター 4市町で掲示へ 「後輩誇らしい」 /静岡
春のセンバツへの初出場を決めた三島南高野球部を応援しようと、高校の同窓会と野球部のOB会が応援ポスター4000部を作った。野球部OB会甲子園派遣実行委員長を務める鈴木昭彦・三島市財政経営部長(58)は「夢の中で夢を見ているような信じられない気持ち。創部100年の夢をかなえた後輩が誇らしい」と笑顔で話した。 絵心のあるOBが、甲子園の舞台で投球モーションに入った投手と白球を振り抜いた打者の姿を描いた。「がんばれ‼三南‼みんなで応援しよう‼」の赤い文字が目立つ。A3判カラー。雨にぬれても大丈夫なように防水加工した紙を使った。OB会員が三島市から伊豆市まで伊豆箱根鉄道駿豆線沿線4市町を巡り、商店などにポスターの掲示をお願いする。 鈴木さんは高校時代、エースとして3年時にチームを夏の県大会4強に導いた。「100年間、一生懸命つないできた努力が実を結んだ。全てのみなさんに感謝する」と語った。【石川宏】