レギュラーシーズン、早くも前半1/3に到達 猿川真寿はリーグ最下位のチームを救えるか/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、11月14日の第1試合に出場する4選手を発表した。開幕から約2カ月が経過し、早くもレギュラーシーズンは1/3を消化。リーグ最下位に沈むBEAST X・猿川真寿(連盟)としては、1試合でも早く、復活の兆しを生みたいところだ。 【映像】猿川真寿、チームを救えるか!?(生中継) 参戦2年目のBEAST Xだが、昨シーズンは長くリーグ下位に低迷。今シーズンも、なかなか各選手の調子が上がらず、マイナスポイントも400近くまで膨れ上がった。今年レギュラーシーズンを突破できなければ、最短の参戦2年目で選手入れ替えが発生。各選手がもがく中、やはりここは猿川がリーダーらしくトップを取ってこそ、暗いトンネルの中で光が見える。 EX風林火山も、なかなか上昇気流が掴めない。二階堂亜樹(連盟)も前回は手痛いラスを引き、個人プラス復帰も遠ざかった。爆発的に勝つタイプの選手ではないが、手さえまとまれば連勝もできる安定感を持つ亜樹。女性3選手という卓組みの中で、前に出るのか、後に控えるのか。立ち回りに注目だ。 赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)は、前回出場時も女性3人卓だったが、今回も同じ状況。オーソドックスに最善を選ぶスタイルは、安定した結果を招き、現在の個人ポイントも、ほぼプラスマイナスゼロ。次に連対すれば、プラスに復帰できる。雰囲気づくりも抜群にうまいだけに、トップを取ってルンルンで戻れば、自然とチームも笑顔で満たされる。 着実に順位を上げてきたKONAMI麻雀格闘倶楽部は、伊達朱里紗(連盟)が先発。開幕からしばらく、個人順位でも下位をうろついていたが、気づけばトップ10に入っているあたり、やはり地力がある。他選手とのバランスを見る限り、今夜は攻める伊達が見られる予感も漂っている。 【11月14日第1試合】 赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)個人16位 ▲8.3 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人31位 ▲119.1 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)個人9位 +94.5 BEAST X・猿川真寿(連盟)個人30位 ▲118.2 【11月12日終了時点での成績】 1位 セガサミーフェニックス +428.0(30/96) 2位 赤坂ドリブンズ +332.2(30/96) 3位 U-NEXT Pirates +162.6(30/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +141.8(30/96) 5位 TEAM雷電 +1.0(32/96) 6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲89.8(30/96) 7位 EX風林火山 ▲292.6(30/96) 8位 渋谷ABEMAS ▲319.3(30/96) 9位 BEAST X ▲383.9(30/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部