【「パタゴニア」2024年秋冬展示会速報(後編)】街で使えるフリース&ダウン新作をいち早くチェック PART.2
酷暑の7月下旬に開催されたパタゴニアのFW24 プレスプレビュー。後編ではライフ・アウトドア、つまりデイリーウェアにフォーカス! 新型フリースジャケットやアップデートされたジャクソン・グレイシャー・ジャケット、ブラックホール・シリーズもピックアップ。 【写真】「パタゴニア」2024年秋冬展示会速報・街で使えるフリース&ダウン新作の画像をもっと見る
05.ウィメンズ・ライトウェイト・'73 テキスト・ロゴ・ワイルドライズ・フーディ¥13,200
山崎:このタイプのボーダーロゴも春夏から出てましたよね? 牧野:この春夏シーズンから出ています。伝統のBelwe Boldフォントのテキストロゴをフィッツ・カラーのボーダーでアレンジしたもので「’73 Text Logo」と名付けて、Tシャツやスウェットなど、いろいろ展開しています。 山崎:パタゴニアのロゴも多彩になりましたね。
06.メンズ・CTA・オーガニック・Tシャツ各¥6,600
牧野:こちらはさきほどのフリースの柄にも使われた地球の柄です。 薬師神:もしやクラシック・ロゴが付いていた迷彩みたいな柄? あれは地球だったんですね! 牧野:はい。この地球のグラフィックは今年の4月に渋谷店でライブ・ペインティング・イベントを行ったワイアット・ハーシーというアーティストが描いています。「only Earth」の文字はイヴォン・シュイナードが「地球が私たちの唯一の株主」という手紙を書いたときの直筆サインからとっています。 パタゴニアのグラフィックの中でもCATと記されるシリーズはCall to Actionの略称で、人々に行動を訴えるメッセージを盛り込んでいる。
07.メンズ・ジャクソン・グレイシャー・ジャケット¥71,500
牧野:ライフ・アウトドアのもうひとつのトピックとしてはジャクソン・グレイシャー・ジャケット。こちらも10年前に登場して定番展開されているものですが、今回シームテープ加工を施して防水仕様になりました。 インサレーションには700フィルパワーのリサイクル・ダウンを使用。シェルはパタゴニア独自の防水透湿素材H2Noをシェルに使用していたが、シームテープ加工してスペックを高めた。 薬師神:ダウンパックが目立たないし、モノトーン・ロゴだし、きょう試着した中ではこれが一番しっくりきました。幅広いシーンで使えそう。
山崎:僕も着てみました。XLなので、サイズはきょう一番。これはタウンユース? ロジャース:アメリカとかヨーロッパでは街で着るとかアウトドアで着るとか区別なく、アウトドアウェアを着ている方が多いですね。どんなシーンでも着用できるというのは、パタゴニアがまさに創業当初から大切にしているデザインフィロソフィーです。多様途に使えるからウェアは丈夫なものが一枚あれば、それで充分ということです。 山崎:ジャクソン・グレイシャーは防水素材でしかも止水ファスナー。これは完全にタウンユースとも言い難い。